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サンコーのザ・焼き鳥マシーンは帰りに1杯が難しい地域こそありがたい

2018年08月04日 12時00分更新

文● 四本淑三

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煙が出なければ家でも焼ける

 店では食べられない。温め直せば堕落する。となれば、さらなるオルタナティブな策として家で焼くしかない。それゆえのザ・焼き鳥マシーンなのだが、焼き鳥器はほかにいくらでも売られている。ザ・焼き鳥マシーンのなにがいいのかと言えば、煙が出にくいことだ。

 大抵の焼き鳥器は、下に熱源があり、その上に串をのせるスタイル。肉の滴りが熱源に落ちて焼け、煙になる。その点、ザ・焼き鳥マシーンは、熱源が縦に伸びたタワー状で、周りを串が囲む炉端焼き風のデザインだ。滴りが熱源に落ちて煙になることはない。しかも串がモーターで回転するので、手で返す必要がない。素晴らしい。

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 ついでに言うと、この熱源に対して制御棒のように串を差し込むスタイル、タイマーが「カチカチカチ」と昔ながらの音を立てる爆弾っぽさ、総じてガラスケースの向こうで反応が進んでいる「太陽を盗んだ男」感も、魅力のうちだ。

ザ・焼き鳥マシーンの設計はシンプル

 箱を開けてみた。設計はかなり合理的。というか動作も含めて単純極まりない。熱源タワーと一体化した本体に、ドリップ受けのトレイを乗せ、その上に串受けと一体化したギアをグッ、グッと押し込んでゆく。油がはねるのを防ぐために、ガラスカバーをかぶせ、串受けに串を刺せば、あとはタイマーを回すだけだ。

 モーターと直結した串受けが回ると、のそのそとほかの串受けに回転が伝わってゆき、熱源がオレンジ色に光り始める。タイマーは60分まで設定できるが、出力800W固定で熱量の調整はできない。これで当たり前の焼き鳥なら、だいたい12~18分くらいで焼きあがる。

 串受けは10個だから同時に10本焼ける。BBQ用のステンレス製の串も10本付属するが、一般的な竹串も使える。串受けは樹脂製なので耐熱性は気になるが、今のところ問題はない。

 ちなみに自費購入品なので、容赦なく裏蓋も開けてしまうのだが、ブリキ缶のようなケースの中には、本当にタイマーとモーターとLED、そして電熱器の線だけしかなかった。

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