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サイバーエージェントがEPYC搭載サーバー「TYAN Transport SX」を採用

2018年07月26日 21時00分更新

文● 白木/ASCII

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 日本AMDは7月26日、サイバーエージェントが提供するインターネットサービスの将来的なインフラ構築に備えて、「AMD EPYC」をエンジンとする「TYAN Transport SX」を採用したと発表。

 サイバーエージェントの技術本部部長である田中 淳氏は次のように述べている。「弊社のストリーミングサービス、ゲーム、およびコンテンツ事業の急速な成長を支えるためには、強力かつ持続可能なサーバー・プラットフォームが必要となっていました。『AMD EPYC』ベースのシステムにより、セキュリティを確保し、拡張性に優れたインフラを実現すると同時に、TCOも削減することができました。これからも、さらなる事業の成功に向けて、AMDの長期的な支援に期待しています」。

 TYAN Transport SXは、「AMD EPYC」プロセッサーが提供する8、16、24、32コアと最大2TBのDDR4 メモリーをサポートすることで、サイバーエージェントのビジネス拡大に沿った幅広い選択肢を実現するという。

 AMDのデータセンター製品担当コーポレート・バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーであるスコット・エイラー氏は、次のように述べている。「この度、優れた機能と性能を実現する『AMD EPYC』プロセッサーを、サイバーエージェント様にご導入いただき、非常に喜ばしく思います。AMDは、日本のデータセンターおよびサーバーのユーザー様に向けた取り組みが、市場に選択肢とイノベーションを取り戻すための重要な一歩であると考えています」。

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