VRを題材にしたSF映画「レディ・プレイヤー1」には「オアシス」と呼ばれる仮想現実世界が登場します。そのなかで人々は好きなアバターに変身して、現実世界以上の娯楽やコミュニケーションを体験する姿が描かれていました。今回試した「VRChat」は、まだオアシスでの体験には届いていませんが、数年後には限りなく近づいている可能性を秘めている「ソーシャルVRサービス」です。
アバターを使っていろんな人と気軽に話して、楽しめる!
VRChatはコミュニケーションを主目的としたソーシャルVRサービスです。ユーザーはこの仮想現実世界でアバターとして行動することができます。アバターは標準でもさまざまなタイプが多数用意されていますが、自分で作成したり、または公開されている3Dモデルをアップロードして使用することも可能です。
デフォルトでも多彩なアバターが用意されていますが、VRChat内で個性をアピールするためにはオリジナルのアバターを作成したいところ。しかし、オリジナルのアバターを作成するハードルはかなり高いです。まずは「VRChat アバター 配布」などで検索して、利用可能なアバターを探してみましょう
VRChatのなかにはユーザーコミュニティーが作成したワールド、ゲーム、イベントなどが数多く存在しています。キャッチコピーとして「CREATE AND PLAY」が謳われており、この点が単なるソーシャルVRとの差別化ポイントです。ワールドは、未来、ファンタジー、現実に存在する場所など数多く存在し、日々増え続けています。
ちなみにクローズドの部屋を作って、そのなかで仕事をすることも可能。実際VRChatの運営会社はVRChat内にオフィスがあり、そのなかでミーティングを行なっているとのことです。