ヤフーとNPO法人全国万引犯罪防止機構(万防機構)は6月21日、「ヤフオク!」における盗品流通防止のため連携・協力していくことに合意した。
ヤフーは万防機構加盟の大手書店と連携し、盗難された高額書籍についての情報交換を行ないヤフオク!のパトロールに活用するとしている。
対応の流れとしては、被害に遭った店舗が所轄署へ被害届を提出すると、万防機構は被害商品に関する情報をヤフーに通知。ヤフーは提供された情報をもとに当該商品の出品がないかをパトロールで確認。当該商品と思われる出品物を発見した場合警察へ申告、ヤフーは犯人逮捕のための警察の捜査協力要請に対応する。
また、今後万防機構内に設置する「インターネット部会(仮)」を通じて、インターネット上のあらゆる盗難品を対象に、万引の手口や商品の傾向について緊密に情報交換を行なっていくとともに、両者の連携領域を拡大するとしている。