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災害時に防災モードに切り替わる観光情報アプリ

2018年06月18日 14時15分更新

文● 上代瑠偉/ASCII

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 ポケットシェルターは6月18日、政府・内閣府運営のホームページ「TEAM防災ジャパン」に、同社が独自開発した災害・観光連動型の多目的アプリ「ポケットシェルター」が掲載されたと発表。アプリは対応言語が日本語/英語/中文簡体/中文繁体/韓国語。対応OSはiOSとAndroid。価格は無料。

 通常は日本全国の観光情報を検索できる。具体的には、オフライン地図上で住所検索とナビゲーション、Twitterと連携して観光地の最新ツイートをチェック、全国の観光情報を写真付き説明などで検索可能。

 一方で、オフライン機能を備えているのが特徴で、災害時には警報と連動して自動的に防災モードに切り替わる。日本全国どこででも「緊急地震速報」や「津波警報」などを即座にプッシュ通知。付近にある避難関連施設を表示し、安否確認メールを自動送信する機能を備えている。ポケットシェルターはすでに一部自治体で試験利用が始まっており、修学旅行生の安否確認ツールや、ホテルの観光サービスとして活用されているとのこと。

 今回の政府運営ページ掲載について、代表取締役社長の藤川氏は「観光に活用しながら、いざという時にオフラインで災害発生から避難行動、安否確認まで支援する他社にない手厚いサービスが評価されたのでは」と語っている。

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