中国・上海にて6月14日から開催しているCES ASIA 2018。展示ホールで特に目についたアイテムのひとつが中国メーカーによるスマートウォッチ。Wear OS by Googleを採用したタッチディスプレータイプや、アナログ針とのハイブリッドタイプなど、数多くのモデルが展示されていた。
Lenovo Watch Xはサファイアガラス、心拍センサー付きでなんと約5150円!
レノボブースに置かれていたのが、6月5日に発表されたハイブリッドタイプのスマートウォッチ「Lenovo Watch X」。アナログ針は時分針のみで秒針はないが、別途文字盤の下半分の位置にディスプレーを搭載。各種着信通知のほか、歩数や睡眠時間などが表示できる。
本体背面の心拍数センサーのほか、モデルによっては血圧や気圧、温度などを測定するセンサーも搭載。歩数計や睡眠時間の計測など、アクティビティートラッカーとしても機能する。バッテリーは充電式で、満充電の状態からスタンバイの状態なら45日間の連続使用に対応している。
ガラスはサファイアクリスタルガラスを採用しており、ケースの素材はステンレス316L。バンドはモデルによって異なるが、メタル製のメッシュバンドの場合は留め具に磁石を使用し、腕の太さにあわせて無段階で装着できるようになってる。
ケースサイズの違いで一回り大きい「Lenovo Watch X Plus」もラインアップ。価格はLenovo Watch Xで299元(約5150円)からと低価格なのも魅力のひとつだ。
文字盤に白蝶貝をセットしたエレガントなレディース
またハイブリッドタイプでは、深セン宝路西知能科技が「YO-WATCH」というブランドで、サブダイヤルのあるタイプから、Lenovo Watch Xのようなディスプレー搭載モデルなど多くのモデルをラインアップ。女性向けには、UV検知機能を搭載するモデルも用意されていた。
いずれも中国では発売済みで、価格は低価格のモデルで799元(約1万3800円)。高いモデルでも1299元(約2万2400円)といったところ。各国の販売代理店を募集して世界展開を狙っているとのこと。