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世界規模のフィットネスSNSが鍵

Fitbitはスマートウォッチで復権できるか? 「Fitbit Versa」6月15日発売

2018年06月15日 09時00分更新

文● 松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

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蓄積されたフィットネスデータを活用した、パーソナライズや情報提供に期待

 Fitbitの強みは、ユーザーコミュニティーの大きさだ。フィットネストラッカーとして世界2540万人のアクティブユーザーを抱えており、2000万人がコミュニティーを通じて交流している。さらに、スマートウォッチ製品によって、より広い層へとアプローチしていける。こうして収集した膨大なユーザーデータを活かした新しい機能やサービスも今後提供される予定だ。

 「Fitbit Versaでは、今までのスマートウォッチでは収集できていなかったデータを健康に役立てられる。次のステップとしては、Fitbitによって収集・蓄積したデータを活用して、コーチ機能のレベルアップや目標に合わせたカスタマイズ、睡眠の改善、減量などユーザーの目的に合わせたトレーニングや情報の提供ができるようにしていきたい」

 フィットネストラッカーとして定評のあるFitbitが目指すのは、活動データの可視化による人々の健康意識の向上だ。身に着けやすいスマートウォッチによってさまざまなデータが可視化・活用され、ウェアラブルデバイスの可能性が広がることに期待したい。


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