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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第102回

デュアルカメラ搭載!

「FREETEL REI 2 Dual」は3万円の値段以上の質感と使い勝手

2018年06月18日 12時00分更新

文● 村元正剛 編集●ASCII編集部

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カラー+モノクロのデュアルカメラは
自然な色で撮れるが……

 いまはハイエンドモデルに欠かせない機能となりつつあるデュアルカメラも搭載している。REI 2 DualのダブルレンズのF値はどちらも2.2。イメージセンサーも2基あり、1300万画素のRGB(カラー)センサーと、1300万画素のモノクロセンサーの組み合わせで、豊かな色彩と精細さを両立させる狙いだ。また、2つのレンズで深度を計測し、デジタル一眼カメラで撮ったかのような背景をぼかした写真も撮影できる。

メインカメラは約1300万画素のデュアルカメラで、4Kビデオも撮影可能

デジタル絞り値を設定して、ボケ味を調整可能

 デュアルカメラには「標準+広角」「標準+望遠」あるいは「標準+深度測定用」など、いくつかのパターンがあるが、「カラー+モノクロ」は、ファーウェイがハイエンドモデルで採用する組み合わせで、画質を重視した設計ともいえる。だが、実際に撮影してみると、キレイには撮れるものの、明るさや鮮やかでは、他メーカーの上位モデルには及ばない印象。しかし、肉眼で見える色に比較的近い色で撮れるので、最近のスマホに多い“実物よりも明るくキレイに撮れる” よりも、REI 2 Dualの落ち着いた画質を好む人もいるかもしれない。

花を撮影した作例

遠景を撮影した作例

料理を撮影した作例

空や緑の発色はリアルだが、もうちょっと鮮やかに撮りたいと感じる人もいるだろう

夜景はちょっと画質が粗くなる

 なお、背景ぼかしは撮影時だけでなく、撮影後でも調整可能。ただし、背景だけをぼかしたいのに、手前にある被写体の一部もぼけてしまうこともあった。フリーテルにとっては、カメラに注力した初号機ということもあり、まだまだ改良の余地はあると感じた。

撮影後でもフォーカス位置を変えたり、絞り値を変えたりできるが、不自然なボケ方になることも

 フロントカメラにはF値2.0の明るいレンズを採用し、有効画素数は約1600万画素。細かい設定が可能なビューティーモードも備えており、セルフィーを楽しむには十分だろう。

約1600万画素のインカメラはフルHDの動画も撮れる

インカメラでは美肌だけでなく、目幅、輪郭など、細かいビューティー設定が可能

1眼のインカメラでも、背景をぼかして撮影できる

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