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丸の内でブロックチェーン技術を活用した新たな街づくり実証実験

2018年05月15日 15時00分更新

文● まぶかはっと/ASCII

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 三菱地所、富士通、ソフトバンク、東京大学 大澤研究室(以下、大澤研究室)は5月14日、東京・丸の内エリアで、産学連携で業種を超えてデータを活用することで新しい街づくりを目指す実証実験を実施した。

 実証実験では、三菱地所が保有するビルの設備稼働データや商業施設関連データなどと、ソフトバンクグループが保有する人の流れに関するデータなどを、ブロックチェーン技術を活用した、富士通独自のデータ流通・利活用基盤を用いて流通させて共有。その後、ソフトバンクのプラットフォームなどを活用してこれらのデータを組み合わせて分析するという。分析にはソフトバンクを中心に各企業や組織の知見を活用し、業種を超えた新事業・サービス創出を目指すとしている。

 データの活用方法については、大澤研究室との産学連携によりデータから効率的に価値を生み出す手法も取り入れるという。例として、オフィスビルの電力使用量データと、ビル周辺の人流データを組み合わせて、効果的な販促施策を立案するなど、一見関係無く見えるデータ同士の組み合わせから、新たな価値を生み出せるようなデータの利活用を目指すという。

 今後、データの提供、分析または活用する参加企業・組織を段階的に募っていく予定とのこと。

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