PC、デジカメ、AV機器の各ジャンルで、今お買い得だと思われる製品を紹介していく本特集。今回はデジカメでお買い得感のある製品について紹介していく。
メインで紹介するのはキヤノンの「EOS M100」。同社のミラーレス一眼「M」シリーズのエントリーモデルで、発売は2017年10月。
約180度回転する自撮りに便利な液晶やシンプルな操作性、豊富に用意されたカメラジャケットでコーディネイトを楽しめるなど、女性にも大人気のデジカメだ。
現行モデルながら、ボディーのみの実売価格は4万7000円前後。最安レベルだと約4万円。レンズキット(EF-M15-45 IS STM付属)も実売価格は7万円前後で、最安レベルだと5万2000円ほどで購入できる。
ミラーレス一眼でもかなり低価格な部類に入るが、それでも基本機能は高い。撮像素子や画像処理エンジン、AF機能や動画撮影機能もMシリーズの上位モデルにあたる「EOS M5」「EOS M6」と同等の性能を持っているため、同じ絵が撮れるというのは重要だろう。
AFやオート撮影機能など
キヤノンが培ってきた基本機能を搭載
撮像素子は約2420万画素のCMOSセンサーを採用。画像処理エンジンには「DIGIC 7」が組み合わされている。
AFは独自の「デュアルピクセルCMOS AF」に対応。初期の頃のMシリーズは撮像素子面でのコントラストAFを採用していたため、AF合焦速度や動作スピードに不満を感じる事もあったが、像面位相差検出AF機能を備えたデュアルピクセルCMOS AFでは十分なAF速度を得られるようになった。
よほど動きの早いスポーツの撮影をするのでなければ十分な性能で、動き回る子供を撮るような場合でも対応できる。
最近流行の瞳認識機能はないものの、顔認識機能はしっかり備わっているので追従性も他社のミラーレスと比べても遜色はない。
この連載の記事
-
第3回
AV
3万円で買える薄型AVアンプ「TX-L50」を試してみた -
第1回
PC
第8世代CPUとUSB PD搭載で10万円切り モバイルノートはデル「Vostro 13 5000」が買い! - この連載の一覧へ