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広大な空間に常時100台のゲーミングPCを設置

eスポーツ施設「LFS」がスゴすぎた 420平米にゲームマシン100台!

2018年04月12日 20時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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国内最大規模のeスポーツ施設が15日オープン

 サードウェーブは、4月15日に 都内最大規模をうたうeスポーツ施設「LFS(ルフス) 池袋 esports Arena」をオープンする。

 運営はサードウェーブが、eスポーツ関連の業態を運営するために設立した新会社、株式会社 E5 esports Works(イーファイブ イースポーツ ワークス)。

 3時間1000円、7時間2000円で利用でき、1時間の追加料金は350円という、インターネット喫茶のような料金体系だ。営業時間は14時から22時までとなるが、24時間営業にシフトすることを予定している。

 また、飲食物の持ち込みが自由な点も特徴。軽食をとりながらゲームで遊んだり、休憩をしながら実況を見たりなど、多彩な使い方ができそうだ。

 4月12日、オープン前の内覧会が実施されたので、内部の模様をお届けする。

 所在地は、池袋東口より徒歩5分ほどのビルの地下だ。黒塗りの外壁にLFSのロゴが掲げられており、一見すると何のショップなのかはわかりにくい。

 しかし中を覗き込むと、白い光で階下への通路が示され、どことなくゲーミングPCやゲーミング周辺機器に見られるデザインテイストを思わせる。

 サードウェーブのゲーミングPC「GALLERIA GAMEMASTER」を最大で100台設置できる。イベントなどが実施される際、貸切営業の際は、内容に応じて設置台数も変動するとのこと。

 70型のプロジェクターを4面配置した、広いステージを設ける。イベント時はこの壇上で、司会者やゲストが話したり、プレーヤーが表彰を受けたりできる。

 面積はおよそ420平米で、かなり広大。ずらりとゲーミングモニターが並んでおり、地下にこれほどの施設があることは入り口からは想像しがたい。

 会場の音響や照明を操作するオペレーションルームは、実況中継にも利用できる。取材時は大型のミキサーが2台設置されていた。

 また、ステージの両隣には、選手向けの、ガラス張りの防音ルームを配置。実況中継に影響を受けずにプレーに集中できるようにした工夫だ。会場の設備は、音響、照明、ネットワーク環境の品質含め、すべて大会での使用を前提とした設計になっているという。

メーカーならではの豪華設備

 DXRACERのチェア「DXZ」シリーズを全席に設置。モニターにはBenQの「XL-2546」を、キーボード、マウスはサードウェーブの製品を採用している。

 設置されているPCのスペックは全席共通で、主な仕様はCore i7-8700、GTX 1080 Ti、16GBメモリー、250GB SSD。

 施設を利用するためには、ドスパラの公式会員制度「Dospara Club Members」への登録が必須。IDに対して利用権を付与し、座席のPCにIDとパスワードを入力して利用する。

 海外では高額な賞金をかけたeスポーツの大会が開催され、プロのeスポーツチームなども多数存在しているが、国内でもそういった状況が生まれるきっかけになるかもしれない。

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