「子どもがおとなしくしてくれるから」と、スマホやタブレットを見せた経験はありませんか? 逆に、どうやって触れさせればいいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
子どもたちのインターネット利用について考える研究会(座長:お茶の水女子大学 坂元章教授)が29日、スマホ育児の適切さを自己診断できるサイト「乳幼児とスマホ 保護者のためのセルフチェック」を公開。質問に答えていくと、育児環境で適切にスマホなどを扱えているか判定できます。
たとえば機器利用の時間や場面について「ベッドや布団に入る前には利用を終わらせるようにしていますか」「1日の合計利用時間に気をつけていますか」といった質問があり、回答すると具体的な行動指針がわかります。質問は「機器利用の時間や場面」「情報の内容と保護者の関わり方」「機器の与え方」「保護者自身の知識や使い方」の4領域で合計16問を用意しています。
同会によれば近年、育児場面でスマホなどの情報機器やインターネットを活用する保護者が増える一方、乳幼児期からスマホなどを利用することによる心身発達への悪影響が懸念されています。同会では昨年3月にも「未就学児の情報機器利用 保護者向けセルフチェックリスト(3歳から6歳)」を公開し、保護者向けの情報を提供してきています。
プログラミング教育など子どもがコンピューターに触れる機会が増える中、いつから、どんな形で……というのは正解を見つけづらいですよね。わたしも1歳児の親として、まずはセルフチェックで自分の考え方を見つめるところからスタートしてみます。
乳幼児とスマホ 保護者のためのセルフチェック
https://www.child-safenet.jp/selfcheck/
書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ、家事が趣味。赤ちゃんの父をやっています。育児コラム「男子育休に入る」連載。Facebookでおたより募集中。
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