スマートスピーカーは必要か不要か
スマートスピーカーは必要か不要かという議論がある。
私的にはいまいちピンと来ていないのだけど、アスキー編集部は新しいもの好きが揃っていることもあってか、編集部内のあちこちで、スマートスピーカーにあれこれと話しかけている姿が散見される。とはいえ、どうせアレでしょ?仕事だからやってんでしょ?と、いぶかしんでいたら、なんと彼らは自宅でもスマートスピーカーを愛用しているのだという。
マジで!? 耳を疑った。だって、何に使っているのか想像できないのだ。
「音楽を聞かせて」「天気を教えて」「電気点けて」「ニュースを読んで」いや、どれも自分でやっても大した手間じゃないし。天気を知りたければカーテンを開ければいいし、電気だってスイッチを押すだけだ。ニュースは気になったものだけ拾い読みで十分で、端から読み上げてもらわなくても……と思ってしまうのだ。
グーグル検索で「スマートスピーカー」と検索すると、それに続く検索ワードの4番目に「いらない」という候補が出る。結構な割合の人が私と同ような意見なのだと思う。
だけど、そういった人たちがわざわざスマートスピーカーについて検索をしているのだ。スマートスピーカーに興味はあるけど、「必要ない」という理由探しをする人々。何を隠そう、私もそんな人々の中の一人なのだという自覚がある。今、スマートスピーカーを実際に使っている人たちは、私より未来を生きているのかもと考えてしまうのだ。
思えば、インターネットの黎明期も、スマホのときもそうだった。その波に乗り遅れた人は、デジタルデバイドとか呼ばれて過去に取り残されてしまう。のちに当たり前のように使われるようになる技術を、もうこれ以上今の生活には必要なものなんてない!っと割り切るようになった時点で未来人と決別してしまう。まぁ、ようするにお爺さん化の始まりだ。
私の両親もインターネットなんかまったく利用せずに不自由なく暮らしているけど、たまに書店にない本が欲しいなどと言い出す。そんなときは私がネット通販で送ってあげてるのだけど、両親からしてみたら、私はさしずめ未来から来たドラえもんだ。未来に生きるというのはそういうことだ。
いかん。まだお爺さんになるには早すぎる。
そんなときに飛び込んできたのが、「Clova Friends」というLINEが販売しているスマートスピーカーが、今なら4月1日までの限定で、3000円そこそこで購入できるというニュースだ。しかも、LINE MUSICの6ヵ月分の利用権まで付いてくるのだとか。LINE MUSICの利用料は1ヵ月960円。6ヵ月分だと約6000円弱になるわけだから、むしろ3000円得する計算だ。理論上は。
Clova Friends 特別価格キャンペーン家電量販店にて開催中
2018年4月1日(日)まで、全国の家電量販店と各ECサイトにて「Clova Friends 特別価格キャンペーン」を開催中です。
開催店舗:ノジマ、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヨドバシカメラ、蔦谷家電、ケーズデンキ、SOUND HOUSE各店舗
割引対象商品:Clova Friends + LINE MUSIC セット(BROWN/SALLY)
・割引価格は各店によって異なります。
・価格や在庫状況は各店舗にお問い合わせください。
以下のオンラインショップでも購入が可能です。
ノジマオンライン
ビックカメラ.com
コジマネット
ソフマップドットコム
ヨドバシカメラ.com
ケーズデンキオンラインショップ
SOUND HOUSE
こ、これは……買いか!?
でも、スマートスピーカーがある生活が私にはあまりピンとこないのだ。とりあえず、編集部のみんながスマートスピーカーをどんな風に使っているのか詳しく聞いてみることにしよう。そして、彼らの話が将来、当たり前の未来になるのだと思えるなら、私もスマートスピーカーを我が家に迎え入れることができるかもしれない。というか、誰か私を説得して!