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Gmailを完璧に使い倒す(秘)テクニック 第41回

Gmailのエイリアスで複数の差出人名やアドレスを使い分ける(後編)

2018年03月12日 10時00分更新

文● 島徹 編集●南田ゴウ

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Gmailをメインの登録先や連絡手段として使っているユーザーは多いかと思いますが、ちょっと設定を加えるだけでさらに便利になります。ライターの島徹さんが日常生活でも役立つGmailのTipsをご紹介。

エイリアス宛てのメールに
フィルター設定でラベルを付ける

 前回の記事では「Gmailエイリアス」という機能を使うと、標準の「●●●@gmail.com」というメールアドレスのほかに、「●●●+abcde@gmail.com」といった、メールアカウントの後ろへ適当な「+文字列」を付けた別のメールアドレスを作成して、別のメールアドレスとして利用できることをご紹介しました。

 ですが、何も設定していないと「●●●+abcde@gmail.com」といったエイリアスで送ったメールへの返信は、元の「●●●@gmail.com」の受信トレイに届きます。しかも、どのメールがエイリアスのメールアドレスでやりとりしたメールなのか見分けがつきません。このままでは、せっかくメールアドレスを分けても不便なままです。

エイリアスのメールアドレスに送ったメールは、元のGmailのアドレスと同じ受信トレイに表示される。画像ではわかりやすようメールのタイトルにエイリアスと記載しているが、もしメールがふつうの件名だったら、エイリアスか元のGmailアドレスに送られたのかの見分けがつかない

 そういった場合は、エイリアスのメールアドレスでやりとりしたメールは、メールの自動振り分け設定で別のラベルがつくように管理しましょう。

 ショッピングサイト用に「●●●+shopping@gmail.com」といったエイリアスを作成した場合を例にご紹介しましょう。まず、新しく「01ショッピング」というラベルを作成します。

 次に、メールの自動振り分け設定でTo欄が「●●●+shopping@gmail.com」のメールには「01ショッピング」のラベルを付けるフィルタを作成します。

PC版Gmailの場合、右上の歯車アイコンから「設定」→「フィルタとブロック中のアドレス」→「新しいフィルタを作成」を選ぶといった手順で、メールの自動振り分け設定を作成する

To欄に「●●●+shopping@gmail.com」を設定し、次の画面でラベルの「01ショッピング」を追加するように指定する

 これらの設定を完了すると、「●●●+shopping@gmail.com」で登録したショッピングサイトからのメールを、まとめて「01ショッピング」から確認できるようになります。特定のグループやメールマガジンなどにも応用できるでしょう。

 Gmailで複数のメールアドレスを使いたいが、別アカウントを作るまではしたくない場合、Gmailエイリアスを活用してみてはいかがでしょうか。


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