その2:連携サービス「kBackup」で添付ファイルやサブテーブルもバックアップ
テンプレートとCSVファイルでのバックアップは手間がかかるし、添付ファイルやサブテーブルの情報などはバックアップできない。添付ファイルやサブテーブルもバックアップしたいなら、「kBackup」というサイボウズスタートアップスが提供するkintone連携サービスを利用するといいだろう。まずは、30日間の無料試用ができるので試してみよう。
アプリを作り直す時など、データを元に戻す場合はレストアしたいアプリの「定期バックアップ」を開く。戻したいバックアップ日時の「リストアする」をクリックし、データを読み込むアプリのURLを入力する。続けて、「リストアチェック開始」をクリックしてデータを確認し、問題ないようであれば「リストアする」をクリックする。しばらく待ち、「計○件のリストアが完了しました」と表示されたらOK。添付ファイルやテーブルを含め、元と同じデータが入ったアプリを利用できるようになっているはずだ。
ちなみに、「kBackup」は3種類の料金プランが用意されている。添付ファイルをバックアップするなら真ん中のスタンダードプラン(月額1万2000円)を選ぼう。今回は触れなかったが、レコードを追加したり編集したタイミングで自動的にバックアップする「オンラインバックアップ機能」を利用したいならプレミアムプラン(月額1万5000円)が必要になる。

この連載の記事
-
第116回
デジタル
kintoneに生成AIのパワーを!カスタマインのChatGPT連携を試してみた -
第115回
デジタル
ChatGPTをkintoneで使える連携プラグイン「Smart at AI for kintone Powered by GPT」を試してみる -
第114回
デジタル
kintoneのデータを添付ファイルごとエクスポート/インポートしたい -
第113回
デジタル
幕張メッセで「サイボウズデイズ2023」開催! 注目ブースを突撃取材 -
第112回
デジタル
Zoomの録音をkintoneに登録し、ChatGPTに議事録を生成させる連携にチャレンジ -
第111回
デジタル
kintone×kViewerで飲食店の会員向けページを構築してみた -
第110回
デジタル
kintoneのライトコースで全銀データを作成する方法を聞いてみた -
第109回
デジタル
kintone仲間と出会える! 楽しく学べるkintoneコミュニティの歩き方 -
第108回
デジタル
超絶苦手な請求書作成と発送・送信業務をkintoneで半自動処理させてみた -
第107回
デジタル
krewDataで売上管理のCSVからデータを取り込み店舗ごとの予実管理を自動集計する -
第106回
デジタル
IoTエッジデバイス「Gravio」で取得したCO2濃度をkintoneに記録する - この連載の一覧へ