スキー場で撮影してみた!
ちょうどスキー場へ行く機会があったので、スキーをしながらの撮影も試みた。IPX4防水ということで、OMNI shotが雪で濡れても特に問題ないので安心。動作時環境条件が5度以上とのことだが、ちょうど晴れで気温が5度ぐらいある日だったので、特に問題なく動作した。
今回、手に持ちながらの撮影も考えたが、バックパックを背負っていたので、自撮り棒に本体を固定し、棒部分をバックパックに突き刺して固定。それを背負うことで、ブレの少ない撮影ができるだろうと想像。スマホと連動すれば、動画のスタート・ストップもコントロールできるが、手袋をしているため本体の撮影ボタンを押してスタートしてから背負うようにした。
結果は、スキーの滑り降りる爽快感が味わえ、結構うまくいった。VRグラスを使えば、スキーを滑っているようにも感じられる。今回、子供が初めてスキーを体験したのだが、その様子は手持ちで撮影。動画よりは写真中心だったが、スキー場全体が収められるので、どんなところで、どんな雰囲気だったのか、子供が見た周囲の姿も思い出として残せたのがよかった。
スキーで滑っているときの動画。長いと複数のファイルに分かれて保存される
こうして撮影した写真や動画は、Facebookでシェア。Facebookは全天球動画に対応しており、アップしただけでジャイロやスワイプで閲覧できる。高解像度な写真や映像のためとてもキレイだ。また、YouTubeへのシェアやライブ配信にも対応。ただしライブ配信の際は、1440×720ドット/30fpsとなる。
また、iPhoneの場合はカメラロールへの保存にも対応。動画の場合は1080pに解像度が落とされてしまうが、全天球写真や動画の編集が可能なアプリで読み込めば、いろいろと活用できるだろう。
数年後に見返してタイムリープしよう
こうして使ってみたが、とにかくコンパクトだから手軽に撮影できるのがポイント。4K画質はフルHD解像度に比べて解像感があり、VRグラスでの視聴でも明らかに没入感が違う。4K画質が実質4万3000円前後で手に入るので、かなりお得感がある。メモリーカードが同梱されていないので、本体と同時に32GB(対応する最大容量)のmicroSDカードも購入しておこう。
撮影は、自撮り棒をうまく活用すると、浮遊感のあるおもしろい映像が撮れるはず。もちろん、カメラ用アクセサリーでクルマや自転車に固定して撮影するのもいいだろう。サンプルがエレコムのサイトにあるので確認してみてほしい。
撮影後はVRで楽しむことをオススメする。特に子供の映像は、数年後に見たら『あのときは……』と感慨深げになるはず。VRグラスで目の前にいる子供の姿はタイムカプセルのように一生残る。数年後のタイムリープのために、いまからOMNI shotを使って撮りためておこう。