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サーバーを用意しなくても本体だけで5000人の登録や管理が可能

NEC、既存の入退場ゲートやドアに設置できる顔認証装置を発売

2018年02月07日 14時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「NeoFace Access Control」

 NECは2月7日、既存の入退場ゲートやドアに設置することで顔認証による解錠を実現する「NeoFace Access Control」を発売した。

 世界1位をうたう認証精度を持つ同社の顔認証AIエンジンを搭載し、カメラやCPUボードなどをひとつのパッケージに組み込んだ製品。既存の入退場ゲートやドアに設置するだけで顔認証による入退管理が可能。外気温45度での運用や防塵・防滴性能を持たせており、半屋外環境にも設置できる。

利用イメージ

 人物の登録や更新も本体だけで行なえ、およそ5000人分の登録・更新が可能なため別途サーバーを設置する必要がない。サーバーと連携させればおよそ1万人分のデータ登録・管理が可能なほか、提供されるAPIを利用することですでに導入済みのさまざまな入退管理システムやゲートシステムとも連携できるようになっている。また、カードリーダーも付属しており、顔認証とICカードの組み合わせた認証方式も可能。実売想定価格は120万円(税別)。

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