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CES 2018レポート 第13回

DayDreamやGoogleアシスタント対応ディスプレーも

レノボブースはThinkPad以外にも見どころいっぱい

2018年01月11日 06時00分更新

文● 田沢/ASCII

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「ThinkPad X1」シリーズ

すべてHDR表示に対応!「ThinkPad X1」シリーズ3製品

 会場では「ThinkPad X1」シリーズも展示。3モデルともHDR表示に対応するという。

ThinkPad X1 Tablet

 米国で3月発売の「ThinkPad X1 Tablet」は第8世代Core i7プロセッサーを採用。3K(3000×2000ドット)解像度の13インチディスプレーはHDR表示に対応する。Lenovo Pen Proの使用も可能だ。米国国防総省の軍事物資調達規格「MIL」に準拠するや耐久試験をクリアしている。価格は1599ドル(約18万円)から。

ThinkPad X1 Carbon

 1月発売の「ThinkPad X1 Carbon」はノートPCでは世界初となるDolby VisionのHDR表示に対応。輝度は500nit。また、360度の収音に対応したマイクを内蔵し、Alexaによる音声操作も可能。ウェブカメラはプライバシーを保護するためのカバーを装着した。価格は1709ドル(約19万円)から。

ThinkPad X1 Yoga

 2in1ノートPCの「ThinkPad X1 Yoga」もX1 Carbonと同様の新機能を搭載。Dolby VisionのHDR表示や360度マイク、カバー付きウェブカメラなどを装備する。価格は1889ドル(約21万円)から。

AIとARで作業を効率化するスマートグラスシステム「New Glass C220」

 「New Glass C220」システムはグラスユニットとポケットユニットで構成されており、AI技術を使って現実のオブジェクトを認識、特定できるとしている。グラスユニットは60gと軽量でAndroid OSで動作する。ユーザーは片方の目で現実の世界をしつつ、もう片方の目でARでデータを確認する。例えば、装置の修理時などにグラスユニットから収集したデータを共有して同僚などと問題解決するなどの利用法が見込まれる。

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