前回、GoPro「HERO 6 Black」(実売価格 5万9000円前後)とソニー「DSC-RX0」(同8万4000円前後)の概要を紹介した。今回は実際の画質および使い勝手について紹介していこう。
まずは画質を見てみよう。感度別の撮影サンプルとHDR(ハイダイナミックレンジ)について比較してみた。
記事掲載当初、HERO 6とRX0の感度別撮影サンプルの一部で両方に同じ画像が掲載されていました。お詫びして訂正します(2018年1月5日)
HERO 6の感度別撮影サンプル
HERO 6はノイズの処理がかなりうまく、ISO 3200になってもそれほど目立たない。
一方でディテールへの影響は大きく、ISO 800あたりから細部の質感がなくなっている。ISO 1600とISO 3200ではかなりの差があり、ISO 1600まではそれなりに抑えられていたノイズがISO 3200で一斉に出はじめる。このあたりが処理の限界なのだろう。
なお、動画で見る分にはそれほど細部は目立たないので、ISO 3200でも実用性がある。
HERO 6のHDR撮影サンプル
次いで、HDRの画質を見てみよう。HERO 6は自然な感じで不自然さはない。HDRで撮ると若干だがノイズが出てくるが気にするほどのレベルではない。
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