いろいろな飲み物に入れると面白い
レモンなど酸を含んだ飲み物に入れると、青ではなく、パープルに変化します。これが面白くて、理科の実験感覚で、いろいろなジュースに入れてしまうのです。飲み物で遊ぶなと言われそうですが、色を変えたあとでも普通に飲めるので、その点は安心してください。ちなみに本記事に使った飲料は、すべて筆者が飲んでいます。
ちなみに記事用に写真を撮影していたところ、「レモンと混ぜると紫になるんですか? ということはレモンサワーに入れると紫のサワーになるってことですか? すげえ、2倍飲めるじゃないですか」と主張する編集部員が現れました。
紫のサワーになることは確かですが、2倍飲めるというのは謎理論としか言いようがありません。晩酌のお供の色を変えて楽しむことはできますので、その点ではお酒好きにも勧めたいです。
お茶も色が変えられるが、薄い色のものがベター
筆者が個人的にオススメしたいのは、ハーブティーに入れる楽しみ方。ただ色に変化をつけるだけでも、目から入る情報が変われば、雰囲気もかなり異なるもの。いつもとは違う気分のティータイムが満喫できます。ただ、赤色の強いものは、なかなか色が変化したように見えないので、なるべく薄い色のお茶に入れるほうがわかりやすいと思います。
二層にしてカクテル風にするのもグッド
飲み物に色をつけるとなれば、お酒にも利用できるのではないか? と思った人はかしこい。カクテルには、比重の違いを利用して、混ぜ合わせずに2種類以上のお酒を浮かべたり沈めたりするものがあります。同じ理屈で、たとえばワインの底に青色を沈めて、幻想的な外見にしてみましょう。ポイントは、グラスの縁を伝わせて落とすようにすること。
お菓子作りにも使えるが、液体なので難しい面も
これだけ青いのですから、お菓子作りに使えるのではないかという考え方もあるでしょう。実際に公式サイトでは、アイスにかけたり、テンパリングしたホワイトチョコレートに混ぜたり、チーズタルトに乗せたりと、さまざまな提案をしており、動画まで作っています。
ただ、本製品を使ったお菓子作りがカンタンかと言われると、悩ましいところもある。問題は粘性がないこと。サラサラした液体のため、何かに乗せようとするとこぼれることがありますし、塗るのも意外と難しかったりする。平らな面に塗るのは問題ないのですが、表面がデコボコしたタルトなどに塗ろうとすると、色が均一にならないおそれもあります。
その分、混ぜるのはラクです。たとえば、市販のゼリーの素などにお好みの量を入れて固めれば、すずしげなブルーのスイーツが作れます。近頃はSNS受けやインスタ映えを考慮した料理も人気ですが、ご飯を炊くときに入れれば青いお米になるので、キャラ弁づくりにもいいかもしれません。
結論から言うと「とにかく飲食物を青くしたい」人にはオススメな製品です。そんな人が世界にどれだけいるのかはちょっとわかりませんが、飲食物をきれいなブルーにしたいならマストバイ、ベストチョイスであることは論を待たないでしょう。
モーダル小嶋
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1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
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