ライター・カメラマンの林佑樹が、2017年に買ったものを振り返り、買って良かったもの悪かったものを、改めて書き起こしてみる。
アレもコレも欲しいが、お金は有限であり、この年はこのカテゴリーと決めて購入している。ステキなくらい原稿料がマシマシとなったら話は別だが、原則的に更新サイクルを1~2年単位でズラして対応している。
2017年は撮影機材に重点を置いており、以下リストのように、カメラ関係のものが多い。2018年はPC環境の更新を予定。働こう2018。
さて、2017年に購入したものは以下の通り。ケーブルや変換アダプター類はよく覚えていないので割愛した。
- Sony α7RII
- Sony α7RIII
- Sony SEL70200GM
- Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical
- Tangent Ripple
- Apple iPhone 8 Plus
- Apple iPad Pro 10.5
- Synology DiskStation DS416play
- Logicool G-PKB-001
- Scythe グランド鎌クロス3
α7RII
α7からの更新タイミングを逃している状況が続いていたので、後述するα7RIIIは2018年以降だろうと思って、キャッシュパックキャンペーンを利用して2017年前半に購入した。
保存されるデータについては大変満足しているが、フットワークが必要な現場になるとストレスが溜まりやすく、バッテリーライフにも問題があった。また設定項目がカオスすぎてわかりにくい、撮影後のプレビュー表示がとても遅いなど、撮影案件によってはボトルネックになることが多くあった。
ただ、筆者がよく撮影するのは構造体なので、上記のように気になる点はあるものの、撮影ジャンルによってはα7RIIIである必要性がないので、物理的な限界に至るまで使用し続けると思う。高感度とフットワークではα7RIIIが上となるが、低感度で撮影し、RAWであれば、α7RIIとα7RIIIの差はほとんどない。
α7RIII
衝動買いである。予約開始日に「あ、思ったより安い」と思っている間に、残価設定クレジットを決めていた。一括購入でないのは、プロサポートが「お前は取材でよくぶっ壊すから、残価設定クレジットにしておけば、いつでも保証範囲内で安心!」などと力説したためである(ちなみに、レンズのSEL2470GMを取材中によくある接触事故で何度もメンテナンスに出している)。
やたらと力説されたので、更新サイクルは2年にしたのかしらという予想も含んでいる。α7RII購入から約半年後の登場で、上記の予想が外れたわけだが、フットワーク部分が強化されており、操作性についても変更がしやすくなっているため、高画素機というよりは、スタンダードな高画素機だ。
AF性能の大幅な向上もポイントだ。撮影状況の変化の激しいドラマのスチル撮影や、取材などで活躍しており、いまのところ不満らしい不満がないと言いたいところだが、相変わらず設定項目名がわかりにくかったり、フォーカスアイコンがグレーで状況によってはわかりにくかったりなど、ソフト面での使いにくさはある。