5Uサイズの筐体で10GbE×20本をラインレート利用可能、大量IoTデバイスも余裕で直収
アラクサラ、小型のシャーシ型コアスイッチ「AX8340S」発表
2017年12月05日 06時30分更新
アラクサラネットワークスは12月4日、シャーシ型コアスイッチ「AX8300Sシリーズ」のコンパクトモデルである「AX8304S」の製品化を発表した。5Uサイズの筐体1台で10ギガビットEthernet×20本をラインレートで利用可能であり、40GbEや100GbEインタフェース、大量のIoTデバイスやモバイルデバイスの収容もカバーする。2018年3月の出荷開始予定。
AX8304Sは最大スイッチング容量800Gbps、最大パケット処理性能240Mppsの能力を持つ、企業ネットワークや社会インフラネットワーク向けのコアスイッチ。最大ポート数は、1000BASE-T/1000BASE-X(1G)の場合96ポート、10GBASE-Rは48ポート、40GBASE-Rは16ポート、100GBASE-R(将来予定)は4ポート。最小構成価格(税抜)は458万円から。
企業ネットワークにおけるIoTデバイスやモバイルデバイスの増加に対しても、最大24万のARP/NDPエントリ数、最大12.8万のACLエントリ数という高い収容能力でカバーする。アラクサラ製品の強みであるフォールト・トレラント・アーキテクチャも継承している。
また、他社セキュリティ製品と連携し、ネットワークレベルでの感染端末遮断などを実現する「サイバー攻撃自動防御ソリューション連携機能」、バースト的なトラフィックを自動平滑化する「自動シェーピング機能」なども備えている。