最大8CPU構成、企業の基幹システムのほか社会インフラ用としても
富士通、最新プロセッサー搭載の基幹IAサーバー「PRIMEQUEST」新シリーズ
2017年11月08日 14時30分更新
富士通は11月8日、基幹IAサーバー「FUJITSU Server PRIMEQUEST」に最新インテルXeonスケーラブルプロセッサーを搭載した新シリーズ「PRIMEQUEST 3000シリーズ」を発表、世界各国での販売を開始した。
1CPUあたり最大28コアのインテルXeonを最大8CPU搭載できるほか、メモリーは最大12TBまで拡張可能。同社従来機と比較して処理性能を最大およそ50%向上する。さらにNVMe対応のSSDを最大32TB搭載可能なため、大規模データベースへの高いアクセス性能を実現。部品点数を絞り込んだことで、重量は従来比で最大およそ30%削減、ケースサイズを従来の10Uから7Uのラックユニットに小型化。消費電力はCPUでは最大24%増加しているにもかかわらず、従来と同等以下の消費電力となっている。
エントリーモデルの「PRIMEQUEST 3400S Lite/3400S」(最大2CPU/18スロット)から、エンタープライズモデルの「PRIMEQUEST 3400E」(最大4CPU/56スロット)、「PRIMEQUEST 3800E」(最大8CPU/56スロット)、社会システムに適したロングライフモデル「PRIMEQUEST 3400L」(最大4CPU/56スロット)、「PRIMEQUEST 3800L」(最大8CPU/565スロット)の6モデルで構成される。価格はエントリーモデルのPRIMEQUEST 3400S Liteで450万円より、ハイエンドのPRIMEQUEST 3800Lは3010万円より(いずれも税別)。