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秋のヘッドフォン祭 2017 第10回

注目の進行メーカーのイヤフォンが展示されていた

2015年設立 中国メーカーTFZのイヤフォンのコスパがやばい

2017年11月04日 08時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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中国のオーディオメーカーTFZ、発売前の新製品「TFZ SERIES 4」

中国のオーディオメーカーTFZ

 中野サンプラザで開催中の「秋のヘッドフォン祭2017」では、中国のオーディオメーカーTFZ精品が出展、発売前の新製品「TFZ SERIES 4」が展示されていた。

 2015年に設立されたばかりの振興メーカーだが、既発売のダイナミック型イヤフォン「KING」などで既に一定の支持を集めている。

ブラックのモデルも用意

 TFZ SERIES 4はカスタムIEMのユニバーサルモデルに近い、耳の形状にフィットするフォルムが特徴。金属製の筐体で、金属の質感を活かしたメタリックなデザインに仕上がっている。

 視聴してみると、マルチBAドライバーのイヤフォンのように分離のいい音像で非常にクリアだったが、スペック的には12mmのダイナミックドライバーを1つしか搭載していない。 周波数帯域は5〜40KHzと広く、多くの音源をクリアに再現してくれるはずだ。

 1万6000円前後と手頃な価格にも驚き。さらにケーブルは2ピンの着脱式で、リケーブルにも対応する。近年、優れた性能を持ったモデルを安価にリリースするアジアのオーディオメーカーが台頭してきているが、TFZ精品もまた、これからさらに注目を集めるメーカーになることと思う。秋のヘッドフォン祭2017に参加したら、ぜひ試聴してみてほしい。TFZ SERIES 4は、今月にも国内向けに発売される予定。

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