Coffee Lake-Sは、最大6コアになって大きくパフォーマンスがアップした一方、これまでのメインストリームCPUに比べて消費電力や発熱も増えているため、マザーボードはこれまで以上に品質、耐久性が重要になる。特にゲームなどシステムに高負荷をかける状況が続く用途に使うなら、CPUに供給する電源を作るVRMの品質は真っ先に確認したいところ。
ASRockの「Fatal1ty Z370 Gaming K6」の最大のアドバンテージはそこにある。デジタルPWMの制御に対応した12フェーズのVRMを実装。回路を構成する部品にも通常よりも電力供給能力が高い「60Aパワーチョークコイル」や、長寿命と言われる1万時間よりも長い1.2万時間もの超長寿命の「ニチコン12Kブラックコンデンサ」など、最上位クラスのモデルに使われるような高級部品を惜しげもなく採用。
さらに、発熱の高いMOSFETには大型ヒートシンク「XXLアルミニウム合金製ヒートシンク」を装着し、効果的に放熱できる配慮がされており、6コア12スレッドのCore i7-8700Kも安心して高負荷で運用できる。