さとうなおきの「週刊アジュール」 第1回
Azureから新機能が続々、VM、ネットワーク、ストレージのアップデートをまとめて紹介
連載初回から大長編です、Ignite 2017のIaaS新発表にキャッチアップ!
2017年10月06日 13時00分更新
皆さん、こんにちは。日本マイクロソフトでAzureテクノロジスト/エバンジェリストをしている佐藤直生です。
Microsoftのパブリック・クラウド・プラットフォーム「Microsoft Azure」は、毎日のように多数の新機能が追加され続けています。今回から始まる「週刊アジュール」では、先週1週間にリリースされたAzureの新機能をまとめて紹介していきます。
Microsoft Ignite 2017
先週は、米国オーランドでMicrosoftのカンファレンス「Microsoft Ignite 2017」が開催され、それに合わせて、Azureの新機能も数多く発表、リリースされました。
Igniteの初日には、MicrosoftのCEO サティア ナデラによる基調講演 (Vision Keynote) が行われました。その内容については、基調講演の動画、プレスリリース「マイクロソフト、クラウド、AI、Mixed Reality によりお客様のデジタルトランスフォーメーションを支援し、次世代コンピューティングのフロンティアへ大きく前進」をご覧ください。
基調講演の最後では、ローカルでもAzure上でも実行できる量子コンピューター活用に最適化された新しいプログラミング言語と、Visual Studioでこの言語が扱えるように開発していくことが発表されました。これらは、年内に無償で提供開始される予定です。詳細は、記事「マイクロソフトが『量子コンピューティング技術』発表、Azureに統合する計画」、量子コンピューティングのページをご覧ください。
サティア ナデラによる基調講演の直後には、3つの基調講演(Technology Keynote)が同時に行われました。そのうち、MicrosoftのCloud + Enterprise部門担当のExecutive Vice President スコット・ガスリーによる基調講演では、Azureに関する新機能や顧客事例が数多く紹介されました。その内容については、基調講演の動画、スコット ガスリーによるブログポスト「New Azure advancements remove cloud barriers for enterprises at Ignite 2017」、記事「Azureからリリースラッシュ、『Ignite 2017』開催中」をご覧ください。
それでは、この基調講演で紹介されたものも含め、Azureの新機能を紹介していきましょう。新機能の数が多いので、今回は前編としてIgniteで発表されたもののうちIaaSや運用管理の新機能、次回はPaaSの新機能を紹介していきます。
Microsoft Igniteの多数のセッションは、オンデマンドで視聴することができます。興味のあるAzureのサービスや新機能があれば、是非、関連セッションを探し、動画やスライドを確認してみてくださいね。
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