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カスタマイズの好きなユーザーにはオススメ

ディーゼル初、凝りすぎでヤバいAMOLED採用スマートウォッチを徹底レビュー

2017年10月04日 09時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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台風や大雨のときは激しいエフェクトを表示する

ほかのスマートウォッチにはない「インタラクティブエフェクト」がおもしろい

 DieselOn タッチスクリーン スマートウォッチとしてのオリジナルなポイントは、まずウォッチフェイスのカスタマイズ性にある。そのひとつがインタラクティブエフェクト機能だ。インタラクティブエフェクトはウォッチ内のプリインストールアプリ「Dial Effect」」から設定する

お天気モードのエフェクト。Android Wear 2.0の新機能を生かし、ウォッチフェイスの全面に取得した天気データを元にエフェクトを表示する

アクティビティモードは、設定したアクティビティーの達成度合いによってホコリの積もった濃さが変わる

おやすみモードはガラスが割れたようなエフェクトで通知が隠れる!

 インタラクティブエフェクトは「お天気モード」と「アクティビティモード」、「おやすみモード」の3つが用意されている。設定からどれかひとつのモードを選択し、たとえば「お天気モード」に設定した場合は雨が降ると、ウィッチフェイスに雨粒があたったようなエフェクトがかかる。さらに嵐のような悪天候では雷が表示されるなど、ウォッチフェイスを観るだけで天候状況を把握できる。

関東地方に台風が接近した日に、ディスプレー消灯からタッチで復帰させてみると、稲妻マークが!

 実際、午前中が晴天で夕方からかなりの強い雨が降ったときは、降り始めの頃から「STOME(嵐、台風)」の表示となり、ディスプレー上に雷のエフェクトが表示された。ウェザーモードではこの「STOME(嵐、台風)」のほか、「ICE(氷点下)、「RAIN(雨)」、「SNOW(雪)」のエフェクトが用意されている。ゲリラ豪雨が近づいているといった、アラート表示的には使えないが、出かける前に傘が必要かどうかといった情報収集には役立つ。

 「アクティビティモード」は、歩数など設定した活動量の目標に対して未達成の場合、フェイスにホコリが積もっているようなエフェクトがかかる。このホコリの取れ具合で目標をどれくらい達成できているかを表している。ランニング中にボタンやディスプレーを操作せず、ウォッチフェイスをみるだけで距離などがわかるので便利だ。

通常の通知表示

おやすみモードが有効な場合、ガラスに割れたようなエフェクトになり、通知の内容が見えない(周囲にバレない)

 「おやすみモード」を選択してマナーモードをオンにすると、スマートフォンからの通知が届いてもバイブによるアナウンスはなく、画面上にテキストやアイコンも表示されないようになる。ただしディスプレーをオンにすると、通知があったときはガラスが割れたようなエフェクトがかかり、通知の有無がわかるようになっている。休憩中やほかの人に通知の内容が見られたくないとき役立つ。

ガラスにヒビが入ったようなエフェクトは、おやすみモード+マナーモードに設定すること。ただし、電話の着信は表示される

 基本的にはどの通知にも対応しているが、電話の着信のみディスプレーに着信相手などが表示されるので注意。

おやすみモードを選択し、マナーモードを有効にした場合、動画のような挙動になる

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