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DieselOn タッチスクリーン スマートウォッチ徹底大特集 第14回

曲がるポイントが近づくとバイブレーションで通知

ディーゼルの人気スマートウォッチを「ナビ」にサイクリングを楽しむ!

2018年07月26日 09時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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自転車シェアリングでDieselOnのナビ機能を使う

 最近は日本でも自転車シェアリングが普及していて、各地で手軽に自転車が借りられるようになってきました。旅先などでのサイクリングは楽しいですが、ちょっと困るのが地図のチェックです。自転車では大きな地図も広げにくいし、スマートフォンもカバンなどから取り出してチェックするのはめんどう。

 そこでオススメなのが、Wear OS by Googleを採用した「DieselOn タッチスクリーン スマートウォッチ」(以下DieselOn)」のナビ機能です。

OK Googleと声をかけるか、電源ボタン長押しでGoogleアシスタントを起動

 使い方は、まずDieselOnに「OK Google」と話しかけるか、電源ボタンを長押ししして、Googleアシスタンを起動させます。あとは「●●までのルート」と質問すればオーケー。

今回は横浜の関内駅周辺で氷川丸までのルートを検索

 するとDieselOnと連携させているスマートフォンがルートを検索して、その結果がDieselOnに表示されます。画面上には目的地までの距離が表示され、画面をスクロールさせると「ナビを開始」ボタンがあるので、タップすればルート案内がスタートします。

現在地から氷川丸までの距離が表示された

画面をスクロールさせると、ナビを開始するボタンがある

 ナビの方式はターンバイターンで、現在位置を表示しつつ交差点などポイントポイントで交差点名や曲がる方向などを指示してくれます。地図画面の下からメニューをスワイプで呼び出すと、何メートル先をどちらに曲がるかがリストになっているので、自転車を漕ぎ出す前にチェックしておきましょう。

進む方角などを教えてくれる

メニューには交差点などのポイントがリスト化されている

 自転車で移動している最中、曲がるポイントが近づくと、バイブレーションで通知があるのもポイント。ちょっと道がわからなくなったら自転車を止めてDieselOnをみればすぐに確認できるので便利です。

時計が震えたら自転車を止めてDieselOnをチェック

 ちなみにスワイプで呼び出したメニューから、ナビの移動手段を徒歩や自動車、自転車など選べるようになっています。ただ自転車を選んだ場合、ルートが検索できないことも多いので、移動手段は自動車を選んでおいたほうが無難です。

クルマのアイコンをタップすると、移動手段が変更できる

自転車も用意されているが、ルート検索できないケースもあるので、ダメな場合は自動車で

 さらに連携しているスマートフォンでルート検索をして、そのナビをスマートフォンに表示させることもできます。騒々しい場所や逆に静かな場所で音声入力が使いにくい場合は、この方法で調べればオーケー。

スマートフォンのGoogleマップでルートを検索してナビをスタートさせると、DieselOnでもナビがスタート

 もちろん自転車だけじゃなく、カーナビとしても使えるし、散策など徒歩でのナビにもピッタリ。ターンバイターン方式なので、スマートフォンで地図アプリを見ながら歩きスマホをするよりも断然安全です。

 残念なのはこの機能はAndroidスマートフォンのみ。iPhoneと連携させている場合は利用できません。iPhoneでの対応にも期待したいところです。


※この記事は、以下の端末とOSで検証して作成しています。
●DieselOn:Wear OS by Google 1.2
●Xperia XZ Premium:Android 8.0.0/Wear OS by Google:2.14.0.205024581.gms



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