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カスタマイズの好きなユーザーにはオススメ

ディーゼル初、凝りすぎでヤバいAMOLED採用スマートウォッチを徹底レビュー

2017年10月04日 09時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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切りかけのないフルラウンドタイプのタッチディスプレーのスマートウォッチ。ケース径は48mmで、ベゼルも厚めのデザインのため腕の細い人にはやや大ぶり

 「DieselOn タッチスクリーン スマートウォッチ」は、ディーゼルブランドとして初のAndroid Wear2.0を搭載したスマートウォッチ。もちろん、iPhoneユーザーも利用できる。

 フラッグシップストアと公式オンラインストアで9月9日に先行販売を開始し、9月25日からは一般の時計店など発売している。DieselOnシリーズは、すでにクオーツ時計とのハイブリッド スマートウォッチを発売しているが、今回は切りかけのないフルラウンドタイプのタッチディスプレーを採用したスマートウォッチになる。

DieselOn タッチスクリーン スマートウォッチ左より、DZT2002 4万6440円、DZT2001 4万6440円、DZT2004 5万1840円

自発光型AMOLEDディスプレーだが、明るい屋外でも見やすい

 ラインアップはストラップの素材やベゼルとケースの配色などの違いで「DT2002」、「DT2001」、「DT2004」の3つが用意されている。今回のレビューではベゼルとケースがブラックで、ストラップ素材はレザーの「DT2002」を使用している。

ディーゼルのスマートウィッチシリーズ共通のボックス

レザーバンドを装着した状態での実測で98g

 ケース素材はステンレスを採用。ケース径は48mmで、ケース厚は12mm。今回、発売されたDieselOn タッチスクリーン スマートウォッチは男性向けのモデルだ。カジュアルなデザインで、ベゼルの周囲には4つのバンパー風のデザインがなされているなど、見た目の印象はかなりゴツイ。重量は実測で98gで、手に持ってみるとやや重たいかなという印象。そのかわり安っぽさは感じられないので、このあたりは好みの分かれるところだ。

 パッケージにスペック表記はないが、DieselOn タッチスクリーン スマートウォッチはAMOLEDディスプレーを採用しているとのこと。ディスプレーは輝度が高く、AMOLEDが苦手と言われる明るい屋外でも非常に見やすいと感じた。

ベルト幅は24mmで、ワンタッチで取り外しできる。ベルト交換時に特殊な工具は必要ない

 ストラップ幅は24mmでワンタッチで取り外し可能なタイプで、交換用のストラップは11月以降に販売予定。市販のストラップにも交換できるので、自分好みのストラップで装着できる。

Androidスマホはもちろん、iPhoneユーザーも利用できるAndroid Wear 2.0。サブダイヤルの表示は、セカンドタイムゾーンや次の予定などユーザーの必要な情報に変更できる

スマートフォンで受けた通知がそのまま表示される

メールは画面下のボタンでアーカイブにも対応

基本機能はAndroid Wear2.0に準拠、Googleアシスタントも利用可能

 OSにAndroid Wear2.0を採用しているので、いわゆるスマートウォッチとしての機能は網羅している。たとえばスマートフォンからの通知を表示したり、Googleアシスタンを起動して、天気やリマインダーの設定をしたりといった具合だ。アクティビティートラッカーの機能も利用できるので、日々の歩数計測やカロリー、移動距離、スピードなども記録できる。

 またAndroid Wear2.0の大きな特長として、スマホに依存せずWi-Fi経由でGoogle Play ストアからアプリをダウンロードできる。そのため、アプリがAndroid Wear2.0に対応していれば、iPhoneユーザーも好みのアプリをインストールすることが可能だ。

Googleアシスタントに対応しているので、音声操作にも対応。ファンクションボタンの長押しか「OK Google」と声をかけて呼び出す

Googleアシスタントで天気を聞くと、周辺の天気予報を表示する

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