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知ってそうで知らないレーザー光源の話など、NECの最新技術を聴く

2017年09月25日 09時00分更新

文● 小林 久 編集●ASCII

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ラズパイ内蔵のパブリックディスプレーにも注力

 力を入れているサイネージ・パブリックディスプレーの分野では、様々な機能の提供やコンテンツ配信のために、拡張ボードを追加し、PCに匹敵する機能を提供する点に注目だ。

左がラズパイ、これに拡張ボードを付けている

 NECディスプレイソリューションズでは、インテルやマイクロソフトと協業してOPSと呼ばれるモジュールを開発した。簡単に言うと、Windowsが動くPCをモジュールにして、サイネージに内蔵できるもので、オープンプラットフォームとして各社の製品と互換性を持つ。ただし高価格になる面があるため、Raspberry Piを使ったソリューションも展開している。

ラズパイ対応の概要

 ROM容量を16GBに増やしたNEC版のRaspberry Pi Compute Module 3と、NECが開発した専用I/O基板で構成されており、様々なセンサーを接続したり、作り込んだアプリケーションの利用が可能となっている。

パブリックディスプレーに求められる機能(1)

パブリックディスプレーに求められる機能(2)

 NECディスプレイソリューションズでは、OPSスロット/Raspberry Pi対応/メディアプレーヤー機能を備えた上位機から、メディアプレイヤー機能のみを搭載したり非搭載の機種など、用途や導入コストに合わせて提供していく考えだ。

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