セブン-イレブンさん、チョコミント好きでしょ
暑さ寒さも彼岸までと申しますように、秋を告げるミントのような風を感じる頃となりました。アスキー編集部きってのチョコミント好き、モーダル小嶋でございます。
今回はセブン-イレブンの「Sweets氷 ショコラミント」を食べます(販売は明治)。容量は150ml。191kcal。価格は168円。ちなみに「Sweets氷 ストロベリーケーキ」も同時発売中です。
セブン-イレブンといえば、今年はかき氷シリーズとして「チョコミント氷」がヒットしました。ところがいつの間にか販売しなくなっており、「もう戻ってこないんだね」と悲嘆に暮れていたものの、生きていれば良いこともあるわけです。
思い起こせば8月29日、セブン-イレブンは「もちとろ チョコミント」、コールド・ストーン・クリーマリーと共同開発した「コールド・ストーン・クリーマリー プレミアムアイスクリームバー ミンティ ミント チョコクランチ」を発売しています。
そう、セブン-イレブンはチョコミントを愛するコンビニなんだという姿勢が、たいへん鮮明になってきております。素晴らしいことです。チョコミントが好きなコンビニなんだね! すっごーい!
食感、味、本当に完成度が高い
さっそく食べました。チョコミントです。とてもおいしいです。100点満点。
これだけで終わらせるとメディアに何を載せているんだと怒られそうですが、本当にそう思ったのだから仕方ない。とてもよくできている。よぉ~くできている。
筆者が感心したのは3層の構造です。これ、ムダに別々のアイスを3つ重ねているわけではない。食べた時の満足感に繋がるような配慮がしっかりある。
まず、一番上にあるチョコレートの層。このチョコの味が濃い目でしっかりしているので、ミントに負けません。2番目のミントアイスとチョコクッキーの層も、アイスの味がスッキリしつつ、クッキーの粒がしっかり主張しています。この層だけでも高いクオリティー。
そして何よりも3つ目です。ミント氷の層。アイスの中に氷の粒を入れるのは、それほど珍しくはありませんが、なかなか塩梅が難しいところ。粒が大きいとアイスの食感を損ねますし、小さすぎると氷を入れる意味がない。
その点、Sweets氷はすばらしい。控えめでありながら、しゃりっとした粒感を残しています。これがチョコクッキーの食感と合わさり、口の中を華やかにします。
何よりも、味のバランス! チョコはコクがあっても甘すぎない。ミントアイス+ミント氷は、ミントが効いていながらチョコレートの風味を打ち消さない。きちんとチョコの味、ミントの香りがある。変にミントの匂いがケミカルでキツいわけでもない。いや、参りました。絶妙です。
チョコミントのアイスとして、理想的。2017年に出たチョコミント味の商品の中でも、トップクラスに位置するでしょう。掛け値なしにすばらしい。セブン-イレブンと明治の底力を見た思いがします。
さすがに、チョコミントが苦手である、という人に無理にオススメすることはできません。ただ、「チョコミント最高ってほどでもないけど、おいしいアイスが食べたい」人にも、迷いなく勧められるクオリティーであることは間違いない。
チョコミント大好きだけどまだ食べてない人は……この記事をゆっくり読んでいる場合じゃないです、急いでセブン-イレブンへ!
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
人気の記事:
「カシオの1000円腕時計“チプカシ”を買う シンプルこそパワー」「なにこれヤバイ! 『パラッパ』『Rez』並の衝撃『PlayGround』」「【閲覧注意】オオグソクムシと幻のカニを食べる 高田馬場『米とサーカス』」
この連載の記事
-
第300回
グルメ
マクドナルド「グラコロ」ビーフデミを選びたい! -
第299回
グルメ
松屋「創業ビーフカレー」100円高くなったが“実質値上げ”ではない -
第298回
グルメ
セブン地域限定「麻辣ロール」想像以上に辛くてヤバイ -
第297回
グルメ
松屋「厚切り豚テキ定食」ニンニク×豚でガッツリ度120% -
第296回
グルメ
セブン「肉盛り!甘辛つゆの肉玉蕎麦」498kcalだからセーフセーフ -
第295回
グルメ
松屋「チゲ牛カルビ焼肉膳」が“ONE TEAM”になれない理由 -
第294回
グルメ
ドクターペッパーのエナドリあるの知ってた? -
第293回
グルメ
セブン「蒙古タンメン中本」オイルが変わった! -
第292回
グルメ
東洋神秘! リアルゴールドのエナドリ飲みやすいです! -
第291回
グルメ
アップル(風味の)新製品コカ・コーラから登場 -
第290回
グルメ
松屋「お肉どっさりグルメセット」どう攻略するかはあなた次第 - この連載の一覧へ