ネスレ日本は9月11日、富山の銘酒「満寿泉」を使用した「キットカット 日本酒 満寿泉」を発表した。発売は9月中旬で、価格は756円。
日本では30種類を超える「キットカット」が販売されており、独自フレーバーは「抹茶」味を中心に訪日外国人観光客から支持されていると説明。「日本酒」味は、2016年2月の発売以降、同社の予想を上回る好評を博しており、今ではお土産の定番として選ばれているという。
この状況をさらに強化すべく、既存の「日本酒」味を一新。日本酒ファンによる投票に加え、日本の伝統産業の魅力を世界に広める活動に注力している中田英寿氏を迎え、新「キットカット 日本酒」を開発した。同社は全国300酒蔵を巡り、100種の銘柄から富山の銘酒「満寿泉」を選定。キレのある辛口をホワイトチョコレートで包み込み、口の中に広がる芳醇な香りと、上品ですっきりした後味、チョコレートの優しい甘みを楽しめるように仕上げたとする。
日本の伝統色“朱色”を背景に、純白の布で覆われた日本酒の瓶を配置したパッケージは、中田氏監修のものと、アートディレクター・グラフィックデザイナーの村上雅士氏が仕上げた。側面には日本酒の豆知識を記載し、日本酒により親しみを持ってもらえるアイデアも取り入れたとしている。