人気SIMフリースマホのスペック全紹介! 【2017年夏編】 第5回
注目のSIMフリータブレットカタログ ファーウェイが豊富な製品群、ASUSは4:3の画面が人気
2017年09月10日 12時00分更新
10型モデルも強化してきたファーウェイ
ミドルクラスの「MediaPad M3 Lite 10」
10型タブレットは持ち運びんで利用するというイメージが薄かったせいか、LTE対応&SIMフリーモデルのラインアップが限定的だったが、ここに来て製品が増えている。その要因の1つが動画配信サービスの普及だろう。動画を楽しむなら、大画面の方が当然迫力があるし、「Netflix」のように自宅のWi-Fi経由で一旦コンテンツをダウンロードしておき、外出先でも見られるサービスも増えている。また、Officeファイルの閲覧・編集など、簡単な仕事をこなすという部分でも便利に利用できる。
10型モデルで最初に紹介する「MediaPad M3 Lite 10」は、8型モデルの「MediaPad M3 Lite」と同様に、ミドルクラスに位置づけされる。実売価格は約3万6000円。性能やスペック面はそのMediaPad M3 Liteと同等の部分が多い。フルHDオーバー(1920×1200)の10.1型液晶にSnapdragon 435、3GBメモリー、32GBストレージ、指紋センサーなどだ。バッテリーサイズも6660mAhとサイズ相応に大型化されている。
より強化されているのはサウンドで、横画面時に上下となる側面に2つずつ、計4つのスピーカーを搭載することで、横画面でも縦画面でもステレオになる。もちろんHarman Kardonによるチューニング。Microsoft Office Mobileの各アプリもプリインストールされているので、Bluetoothキーボードとの組み合わせでノートPC的にも使えそうだ。
大画面でもお手頃価格なのは変わらず
「MediaPad T3 10」
ファーウェイのもう1台の10型タブレットはエントリークラスの「MediaPad T3 10」。大画面なのにLTEモデルでも実売約2万3000円の価格が最大の魅力だ。
MediaPad M3 Lite 10と比べると画面サイズはやや小さい9.6型(1280×800)、CPUもクアッドコアのSnapdragon 425(1.4GHz)になるが、8mm切りの薄型筐体と10型にしては軽量な460gの重量は本機も同じ。無線LANが5GHz対応(IEEE802.11n)、OSがAndroid 7.0だったりと、快適に使うための基本性能はしっかり備わっている。8型モデルのT3と同様に子供用のタブレットという用途も考えられる1台だ。
大きな話題になったLTE対応8型タブ
ファーウェイ「MediaPad T2 8 Pro」
LTE対応&SIMフリーにも関わらず、2万円台で購入できることが昨年末に大きな話題となったファーウェイ製SIMフリータブ。それが「MediaPad T2 8 Pro」だ。
ファーウェイの8型タブはミドルとエントリーに新機種が登場したのでやや影が薄くなったが、1920×1200の8型液晶、オクタコアのSnapdragon 615、2GBメモリー、16GBストレージ、4800mAhバッテリー、Android 6.0など、今でもまずまず十分に使える性能ながら、価格が下がっているとなるとお買い得。au系のデータSIMでも利用可能(通話は不可)だ。
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