ニコンイメージングジャパンは8月24日、フルサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフ「D850」を発表した。9月8日発売予定で、ボディーのみの予想実売価格は40万円前後。
同社の一眼レフラインナップでは「D5」「Df」に次ぐ上位モデルで、同社のデジタル一眼レフでは初となる裏面照射型CMOSセンサー(有効4575万画素)を採用する。
最新の画像処理エンジンである「EXPEED 5」を搭載し、 ISO 64~25600という常用感度を実現。また、ISO 32相当までの減感、 ISO 102400相当までの増感も可能だ。
連写速度は、ボディー単体は秒間7コマだが、別売のマルチパワーバッテリーパック(希望小売価格 5万9400円)を装着することで、秒間9コマの高速連写が可能。AFは「D5」と同じ153点のAFポイントを利用できる。
動画は4K/30pの撮影が可能で、フルHDでは最大5倍のスローモーション撮影も行なえる。
また、インターバルタイマー撮影機能では8256×5504ドットの画像を記録でき、画像編集ソフトで動画化すれば8Kを超える解像度の動画を作成可能。また、インターバルタイマー撮影時はサイレント撮影機能も併用できる。
背面モニターはタッチパネル式となっているほか、本体には無線LANとBluetoothを内蔵。スマホなどとの連携が可能となっている。