8月19日、私は取材で山梨県にいた。ただ、やったことといえばトウモロコシを収穫し、バーベキューを堪能したくらいだ。何の取材かというと、ゲーム会社の取材だ。
ゲームオンが運営する「ArcheAge」は、戦闘だけではなく農業や工業、商売など生活系コンテンツが豊富なのが魅力のMMORPGだ。本作のロードマップ2017のテーマは“種を植える”。ロードマップ2017を発表する際に、テーマに合わせて種を植えようという(関連記事)企画が実施された。今回、山梨県に行ったのは、植えた野菜が育ったので、普段ゲーム内で楽しんでいる農業をリアルでも体験してみようというオフラインイベント「収穫祭」が実施されたからだ。
オフラインイベントは、運営と意見交換できる数少ない機会
オフラインイベントには、40名のプレーヤーが参加した。新宿に集合し、バスで農場まで向かったのだが、イベントには日本運営プロデューサーの石元 一輝氏も同行しており、車内では参加者が石元氏にArcheAgeに関する要望や意見を伝えていた。石元氏も、参加者からの意見や要望に対して、1つ1つ実施可能かどうかなどを返答していた。ゲームの運営側に、直接意見や要望を伝えられるというのも、オフラインイベントの醍醐味だ。
農場は到着すると、種を植えたときとはまったく違う姿に。一際目を引いたのは、人の背丈くらいに育った約800本のトウモロコシだ。参加者は30分ほど大量に生えているトウモロコシの収穫を楽しんだ。
ゲーム内アイテムがゲットできる企画も実施されたBBQ
トウモロコシの収穫で汗を流した後は、場所を移動してBBQを開催。参加者には、ArcheAge特製の「労働力ポーション」が配られ、作業で消耗したHPをBBQとポーションで回復していた。
BBQも一通り楽しんだ後は、ゲーム内アイテムが手に入る企画を実施。企画は、席の列ごとに4チームに分かれ、リレー方式でお題の絵を完成させるというもの。お題は、「レッドブルトラクター」で、順位は石元氏いわく絵心が一番あるというGMのオーキッドナ氏が決定した。
この後、参加記念のノベルティーが配布されて、イベントは終了。帰路のバスの中では、今後のアップデート情報が言える範囲で発表された。
スイカ割やGMイベントを実施
9月中のアップデートでは、建築物が置ける土地が増える。これは新マップではなく、既存のマップに建築物が置けるようになるようだ。これにより、「戦闘民は忙しくなるかも」とのこと。また、生活系コンテンツも一部追加する予定だ。
さらに、スイカ割りイベントを今年も実施。今回は、いつもの内容に加え、クエストも実装。このクエストをクリアすれば誰でも手に入れられるアイテムも用意する。アイテムは、水の膜に入って遊べる召喚物で、水上や山の上などを転がって楽しめるという。
そのほか、検討中のコンテンツとして、9月か10月にGMイベントも開催予定だ。GMイベントは、戦いたい人向け(PvE)、倒したい人向け(PvP)、生活したい人向け(生活コンテンツ系)の3種類を用意するとのことだ。
バス内で発表された内容は以上。詳細は今後、随時ウェブページで発表予定とのことなので、気になる方はウェブページでの発表を待とう。
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