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スマホとPCをサイバー攻撃から守る術 第9回

アカウント情報漏えいによる被害はOSを問わない

MacでもTrue Keyは利用可能! ID・パスワードをスマートに管理しよう

2017年08月23日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●村山剛史

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巷を賑わせているランサムウェアやフィッシングサイトといったネット上の脅威から身を守る術をご紹介! たった1本で家族全員のパソコンとスマホすべてを守ってくれるセキュリティ対策製品「マカフィー リブセーフ」とその周辺サービスを駆使していこう。

Q:MacでもTrue Keyを利用できますか?
A:もちろん! デバイス間でアカウント情報の共有も可能ですよ

 イマドキ少数派だとは思うが、「Mac版は安全だからセキュリティ対策製品は必要ない」なんて考えている人は今すぐ改めて欲しい。Macに特化したランサムウェアはすでに存在しているし、そもそもIDやパスワードを使いまわしたことによる被害はOSと関係ない。

 じつは、Mac版True Keyも、Windows版とほぼ同一の機能(詳しくは第7回を参照)を搭載している。インストールや使い勝手もWindows版と大差なく、Webブラウザーの「拡張機能」として利用できる。なおMac版の場合、対応するWebブラウザーは「Chrome」と「Firefox」。「Safari」では利用できない。さっそくインストール方法を紹介しよう。

MacにTrue Keyをインストールする方法

1. マカフィーの「マイアカウント」にアクセスし、ログインする

2. 画面下にある「True Key」欄の「ダウンロード」をクリック

3. True Key紹介ページに移動したら「Chromeに追加」をクリック

4. 「機能拡張を追加」をクリック

5. インストールが完了した

 インストールが完了したら、新規にメールアドレスとマスターパスワードを登録し、あらためて「プロファイル」を作成することも可能だが、すでにほかのデバイスでプロファイルを所有しているなら、それを使って「サインイン」するのがおすすめだ。

 というのも、True Keyの利点として、デバイスの垣根を越え、各デバイスで共通のパスワード管理が可能だからだ。普段遣いは自宅でWindows、外出先でMacBookを使う、というような異なるデバイス/OSの場合でもアカウント情報を安全に管理、カンタンに入力できる。この利便性はぜひ体験してほしい!

新たなプロファイルを作成してTrue Keyを新規利用することも可能だが……

すでにプロファイルを作成済みならサインインしよう

他のデバイスで初めてプロファイルを利用した場合、デバイスの認証が必要になる

プロファイルに紐づいたメールアドレスに「アクセスが要求されました」というメールが送られるので「アクセスを確認する」をクリックして認証

さらに、新たに利用しようとしているデバイス(ここではMac)を「信用します」と認証する

これでTrue KeyがMacでも利用できるようになった

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