TechShareは8月2日、ASUSTeK Computerが開発した「Tinker Board」の国内販売を開始すると発表した。8月8日から、同社の直販サイト「Physical Computing Lab」で販売する。
Tinker Boardは、Raspberry Piと同サイズの基板に、CPU「Rockchip Quad-Core RK3288」と、ARMベースのGPU「Mali-T764」が搭載されたハイパフォーマンスのシングルボードコンピューターで、 同クラスのRaspberry Pi3と比べると約2倍のCPU/GPUパフォーマンスがあるという。ギガビットイーサーネット、HD コーディックのオーディオや4K デコードなどの機能も搭載。筐体サイズからは想像できない、ひとクラス上のスペックが特徴とする。
また、Tinker Boardでは搭載されているWi-FiやBluetoothの機能について、日本国内の技術適合を取得。安心して利用できるものとなっている。
ボード上には、40pinのGPIOピンヘッダーに、15pinのMIPI DSIとMIPI CSIブリッジ、HDMI端子や、USB 2.0ポートを4基などを備えている。電源仕様はmicroUSBタイプの5V 2A DCとのこと。なお、本機を快適に使用するためには、5V 2.5~3A DCクラスのAC電源を推奨している。価格は8000円前後。