高速インターフェース対応
イルミネーション機能を強化
本特集では、4大マザーボードメーカーのX299マザーボードの特徴と代表的なモデルを紹介している。今回はASUSを取り上げる。
M.2ヒートシンクを装備
VROCにも積極対応
ASUSのX299シリーズは、5モデルが発売中で、8月下旬以降にフラッグシップクラスのROG RANPAGE VIシリーズの2モデルを投入予定だ。
同社がX299シリーズの軸に据えるのが、高速インターフェース対応だ。全モデルにデュアルM.2ソケットを搭載するほか、TUF X299 MARK 2以外のモデルではサーマルスロットリングを防ぐM.2ヒートシンクも標準装備する。
また、Core-X/X299の新機能であるIntel VROC(Virtual RAID On CPU)に対応し、機能拡張用のハードウェアキー用端子も装備。M.2 SSDを複数搭載できる拡張カードタイプのアダプターも販売予定で、Intel VROCを効果的に活用できる環境を整えている。
RGB LED機能「AURA SYNC」がさらに進化
2016年から積極的に導入してきているRGB LED機能「AURA SYNC」もさらに進化させている。オンボードのLEDは各モデルで実装位置や数が異なるが、同時多色発光に対応するほか、クリアパネルやミラーパネルを利用して光を拡散させるなど、見せ方も凝ったものとなっている。
外部LEDテープ用端子としては、従来の5050のほかにアドレス指定可能なLED端子(WS28128)を一部モデルに搭載。開発キット「AURA SDK」も提供し、より凝った発光が楽しめるようになっている。
ロングライフのウルトラハイエンドらしく、将来性にも配慮。今後普及が期待されるUSB 3.1 Gen.2対応フロント用USBコネクターを標準装備(TUF X299 MARK 2以外)。さらにCPU用電源コネクターを増設し、追加の電源供給が必要になった場合にも対応できる仕様としている。
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