富士通は7月12日、インテルXeonプロセッサー・スケーラブル・ファミリーを搭載したサーバー「PRIMERGY」シリーズの新モデルを発表。グローバルに販売開始した。
従来比約1.6倍の性能向上しているXeonを搭載するほか、富士通独自のサーバー管理機能「iRMC(integrated Remote Management Controller)」を搭載しており、セキュリティや利便性を向上させている。
企業の基幹システムや仮想デスクトップ、クラウド環境要に「PRIMERGY RX2530 M4」(2WAY1Uラック型) 「PRIMERGY RX2540 M4」(2WAY2Uラック型)を用意。企業や研究機関など高集積な2WAYマルチノードサーバーとしては「PRIMERGY CX2550 M4」や「PRIMERGY CX2560 M4」(2Uラック型、最大4台搭載)が用意され、19インチラックあたり最大84台の高密度実装が可能。
さらに「PRIMERGY CX2570 M4」では2UサイズのシャーシにVDIグラフィックスカードを最大2台搭載でき、AIシステムやハイパフォーマンスに適したGPUコンピューティングに対応する。とくにPRIMERGY CX2570 M4は九州大学の新型スーパーコンピューターに採用されている。
PRIMERGY RX2530 M4(45万1000円より)とPRIMERGY RX2540 M4(49万円)は7月12日に販売開始。PRIMERGY CX2550 M4(71万4000円より)、PRIMERGY CX2560 M4(72万3000円より)は8月下旬発売、PRIMERGY CX2570 M4(153万9000円より)は9月中旬に販売開始する。