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寒い場所でも安定動作

キヤノン、電池寿命が9倍に伸びた緑色レーザーポインター

2017年07月06日 13時00分更新

文● 天野透/ASCII

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 キヤノンマーケティングジャパンは7月6日、レーザーポインター「PR11-GC」「PR110-RC」2機種を発表した。発売日は7月14日で、直販価格は「PR11-GC」が1万7258円、「PR110-RC」が8618円。

 視認性の高い緑色光モデルPR11-GCは、波長515nmのグリーンレーザーダイオードを直接発光させる新方式「ダイレクトグリーン」を採用。赤外線を変調していた従来方式と比べて構造がシンプルになり、レーザー出力の安定性が向上した。

 新方式はバッテリー寿命にも貢献しており、従来モデルで4時間だったという使用可能時間が、35時間以上へと大幅に増加したとしている。さらに駆動温度環境も、従来モデルの15~35度から0~40度に改善。低温の現場や、冬場の会議室などでもより安定した発光が得られるという。電源は単4電池2本。

 赤色光モデルのPR110-RCは、バッテリーの操作可能時間が従来モデル比2.4倍になったほか、操作可能範囲が従来モデルの倍にあたる30mへ拡大されている。

 またいずれのモデルも、従来は残量低下を警告するだけだったバッテリー表示が4段階のインジケーターに変更されたほか、USBレシーバーが小型化されてマグネット着脱方式になった。

 動作PC環境はWindows 10、macOS X 10.12(Sierra)といった最新のOSに対応。ソフトウェアもPowerPoint 2003以上やAdobe Reader 10以上、Keynote 7.0、Mac用プレビュー 9.0といった最新バージョンに対応する。

 いずれもサイズは幅33×奥行き136×高さ26mm、重量は65g。付属品として、いずれのパッケージにもキャリングポーチを同梱する。

視認性の高い緑色レーザーモデル「PR11-GC」

赤色レーザーモデル「PR110-RC」は黒と白の2色展開

新税制をにらんだ電卓のベーシックモデルも登場

 同時に、電卓の新製品「KS-125WUC」「LS-105WUC」も発表。発売日は同じく7月14日で、直販価格はKS-125WUCが1382円、LS-105WUCが1058円。

 税込と税抜の計算キーを独立して搭載するほか、異なる税率に対応するために税込と税抜の計算キーを2組ずつ搭載する。

 LS-105WUCはホワイト地にグリーン、ピンク、ブルー、ネイビー、チャコール、アイボリーの6色カラバリを用意した10桁表示モデル。KS-125WUCはファントムブラック、インディゴブルー、プラチナシルバー、シャンパンゴールド、パールピンクのカラバリを採用した12桁表示モデル。

 各モデルでキー配列/フォント/キータッチが異なり、同社では自分の好みに合った一台を選ぶことができるとしている。

「KS-125WUC」(左)と「LS-105WUC」(右)。キー配列やキータッチなどが異なり、好みに合ったモデルを選べる

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