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パブリッククラウドの俊敏性を自社内クラウドで実現可能

日本ヒューレット・パッカード次世代ハイパーコンバージド製品「HPE SimpliVity 380」

2017年06月16日 14時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「HPE SimpliVity 380」

 日本ヒューレット・パッカードは6月16日、エンタープライズ向け次世代ハイパーコンバージド製品「HPE SimpliVity 380」を発売した。

 企業が社内にクラウドサーバーを構築できるシステム。ポリシーベースの仮想マシン中心の管理機能と、常時ONの圧縮および重複排除機能を搭載。データ効率化機能によりアプリケーションのパフォーマンスを高めてストレージを開放、環境全体のデータ効率を平均40倍向上させるという。また、1TBの仮想サーバーを平均60秒で復旧できるリカバリー能力、システムリソースが足りなくなればシステム停止なしに追加できる動的リソース変更機能などを持つ。

 プロセッサーはインテル Xeon E5-2600 v4 (Broadwell) 16~44コアを選択可能、メモリーは142~1467GB、ストレージは5~12個の1.92TB SSDにより6~40TBの実効容量が得られる。本体サイズは2Uフォームファクター(およそ幅67.94×奥行き44.54×高さ8.73cm)。2ノードから構成可能で、2ノード構成の場合は相互直結によりネットワークスイッチなしでも構成可能。価格は677万7000円より(税別)。

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