Boxは6月15日、新デスクトップ・アプリケーション「Box Drive」を発表した。容量無制限の企業向けクラウド・ドライブサービスで、Windows、macOS、各仮想デスクトップインフラ(VDI)に対応する。
WindowsのエクスプローラーとMacのファインダーにネイティブで統合されたインターフェースを使用。ファイルの作成や変更に対して自動的に保存され、チームメンバーの環境が同期される。同社では新サービスに対して、一般的なネットワーク・ドライブ内のファイルと同じように扱える点から、ユーザーに対するハードルの低さを強調している。
また、サーバー設備の導入/維持に対する費用面でのメリットを挙げており、一例では3年間で130万から600万ドル以上のコスト削減が見込めるとしている。さらに、デバイスの紛失や損傷といった物理的リスクから開放されるほか、エンタープライズグレードのセキュリティーや国際的な規制ガイドラインのほか、米国の各種コンプライアンス・プログラムに対応。運用における各種の優位性をアピールしている。