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アルペックス「HSE-A1000」、カラバリ13色

なんと1000円、e☆イヤホンがこだわりの高コスパイヤフォン発表

2017年05月02日 00時00分更新

文● 小林 久 編集●ASCII

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低価格イヤフォンも増えてきて、ちょっとやそっとじゃ驚かないが、ティーンエイジャー向けのこの機種、結構やるぞ。

 e☆イヤホンは4月28日、高コスパイヤホン「アルペックス HSE-A1000」を発表した。e☆イヤホンとTSUTAYAのデジタル物販売場の専売品となる。すでに予約を開始しており、発売は5月7日。同日開催の「ポタフェス大阪・梅田」でも展示&販売する。

HSE-A1000

 HSE-A1000は、昨年の秋に企画に着手。5000円以下の売れ筋ラインを参考にしつつ、税別1000円(ツーコイン)で買える低価格を実現。「音に自信あり」という高コスパモデルだ。

 e☆イヤホンスタッフが直接、製造現場やエンジニアと連携してドライバーのチューニングを繰り返し、「徹底最適化!」したという。高精度なアルミ削り出しハウジングを採用しつつ、筐体に合わせてドライバーユニットを最適化した。不要振動を抑え、中高音域がクリア。ボーカル帯域の聞こえやすさ、音像/音の抜けの自然さなどにこだわった。

 ケーブルに関しても断線対策のため、コード内にフィラメント繊維を追加し、耐久性アップしている。

 13種類という豊富なカラーバリエーションを持つ点もウリだ。

 開発したアルペックス社は、1985年創業で本社は大阪府。「靴ひもを使用したイヤホン」や「ジッパーを使用したイヤホン」、「反射テープを使用したイヤホン」、「どこまでも伸びるイヤホン」など、遊び心のある商品群が特徴だ。

 直径10mmのダイナミック型で、インピーダンスは16Ω、音圧感度:96db/mW、50Hz~20kHzの再生に対応。重量は14.5g(コード含む)。

iPhone 6sで聞いてみた。まず低域のパンチが効いている。ビート感がよく伝わる。ボーカルの音域はそれより小さめだが、質感が滑らかでまずまず。子音やハイハットなどの高域が若干なまる感じあるが、音抜けは全体的によく、分離感、立体感などは十分。というか、比較せず単体で聞いたら、とても1000円のイヤホンとは思えないクオリティだ。

小型で筆者には装着しやすく感じた。遮音性も高い。最近の低価格イヤホンの音質向上は目覚しいが、それを差し引いてもコスパの高さに驚く。

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