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春のヘッドフォン祭 2017 第6回

「MONITOR OV-1」や、新作アンプなど

レトロな針式メーターが楽しい、個性派ヘッドフォンが登場

2017年04月30日 07時40分更新

文● 天野透/ASCII

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大型DACの新作やこれから開発が進む試作機なども

 Nmodeブースでは、4月11日に正式発売された新作DAC「X-DP10」の製品版がお目見え。価格は35万6400円。DAC ICに「ESS9028PRO」を採用。PCM768kHz/32bit、DSD11.2Hhzに対応する。PCでのDSD再生はDoPとASIO2.0に対応し、Windows用ソフトの「JPLAY」で「DAC Link 700Hz」の高音質設定が可能だとする。ただしマシンパワーを要求するため同社ではCore i7のデスクトップ環境を推奨している。

1bitにこだわるNmodaの新作DAC「X-DP10」

 トライオードブースには発売日も価格も全く未定という完全試作アンプが持ち込まれていた。同社が取り扱う27万円のCROSSZONE「CZ1」をはじめとしたハイクラスヘッドフォンを満足に鳴らすために開発中とのことで、製品化するならば価格もそれ相応になるだろうとしている。

詳細未定のトライオード試作アンプ

 KORGブースには超小型真空管「Nutube」を使ったアンプ基板「NuHybrid」が展示。同社によるとアメリカ人愛好家PeteMillett氏の趣味が高じて作ったモノで、真空管と半導体のハイブリッド回路図を完全に書き起こしだという。今のところ日本での発売予定はないとしている。

アメリカ人愛好家の手によるハイブリッドアンプ「NuHybrid」ボードも。個人輸入なら手に入るかもしれない

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