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ちょっとだけ「へえ~!!」なお酒ネタ

知っている? ジョニーウォーカーのラベルの傾きは必ず○度

2017年04月19日 11時00分更新

文● ナベコ

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大したことじゃないけれど、知っているとちょっと嬉しい「お酒小ネタ」を紹介。飲み会で話すネタにどうぞ。人生の役にはあまりたちません。

写真は「ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年」

 スコッチウイスキーで世界ナンバーワンの販売数量をほこる「ジョニーウォーカー」。ラベルが斜めに貼られていますが、もちろん誤って傾いているのではありません。角度は必ず24度。

 ……実は、

 ジョニーウォーカーの斜めラベルは視覚的な特徴づけとして計算つくされたもの。

――19世紀後半、ジョニーウォーカー独特の、斜め24度に傾いたラベルが貼られた四角いボトルが採用。斜め24度に傾いたラベルは、遠くからでもジョニーウォーカーと見分けられるための工夫でした。また、ジョニーウォーカーはラインナップが複数ありますが、ラベルの色を変えているのはそれらを識別しやすいように、という意図です。
 なお、当時としては珍しい四角いボトルは、衝撃を防ぎ輸送効率を高めるというアイデアが込められていました。個性的なボトルデザインとともにジョニーウォーカーは世界的に広まった、という歴史があります。(キリン広報担当談)

現在販売中のジョニーウォーカー“レッドラベル”はジョニーウォーカーの中では手軽な価格で一般的

プレミアムなラインナップの“プラチナムラベル”などもあります

 ウイスキー好きの人にとってはおなじみのジョニーウォーカーのラベルには、他のブランドと視覚的に差別化する工夫が隠されていました。その結果、スコッチウイスキーでトップにのぼりつめたと考えると、ニヤリとさせられませんか? 

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