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Socket AM4マザーボード大全 第3回

絶好調なRyzen! マザーはどれを買う?【BIOSTAR編】

2017年03月29日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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PCIスロット×2や10Kコンデンサーも搭載
コスパグッドな「X370GT5/LED FAN」

 1万7000円前後の手ごろな価格となっているスタンダードモデルの「X370GT5/LED FAN」。PCI Express Gen3 x4接続のM.2スロットやLEDイルミネーション、サンプリングレート192kHz/24bitをサポートする「Hi-Fi Sound」といった機能に加え、ビデオキャプチャー用途に向いているPCIスロット&高耐久10Kコンデンサを採用しているのが特徴。

 同社LEDコントローラー「VIVID LED」で発光パターンなどをカスタマイズできるRGB LEDファンが1基付属。コストを抑えつつ、PCを彩りたい人にも良さげだ。

旬な機能を備えつつ、コストを抑えている「X370GT5/LED FAN」

APUの内蔵GPUを使用できるDVIとHDMI出力端子を装備

RGB LEDを備えた120mmファンが付属。2基装備するLEDヘッダピンの「5050 LED FUN ZONE」に接続することで、OS上から発光パターンなどを調節できる

「X370GT5/LED FAN」スペック表(※Ryzen CPU搭載時)
フォームファクター ATX
チップセット AMD X370
メモリー DDR4-2667対応×4、最大64GB
拡張スロット PCI Express (Gen3) x16×1(x16)、PCI Express (Gen2) x16×1(x4動作)、PCI Express (Gen2) x1×2、PCI×2
マルチGPU AMD CrossFireX
ストレージ M.2×1(PCI Express Gen3 x4/SATA3.0 6Gbps)、SATA3.0 6Gbps×6
インターフェース DVI×1、HDMI×1、USB 3.1 Gen2×2(Type A×1、Type C×1)、USB 3.1 Gen1×6(背面×4、ヘッダピン×2)、USB 2.0×2(ヘッダピン)、PS/2×1
ネットワーク ギガビットLAN(Realtek RTL8118AS)
サウンド 8ch HD Audio(Realtek ALC892)
価格 1万7500円前後

発売に期待したいMicro ATXの「X370」搭載マザー
「X370GT3」

 国内販売は未定だが、ちょっと気になったのが「X370」チップセット搭載で、Micro ATXフォームファクターを採用するミドルレンジモデルの「X370GT3」だ。

 チップセット制御のSATA3.0(6Gbps)ポートが6基になる「X370」を搭載するMicro ATXマザーボードは、かなり貴重だったりするので、コンパクトなMicro ATXケースで多くのストレージを搭載したいユーザーは、登場に期待したいところだろう。なお、MOSFETヒートシンクや拡張スロット部などのLEDイルミネーションや2基の5050 LEDヘッダピン、USB 3.1仕様のリアUSBポートといった特徴もしっかり備わっている。

「X370」を搭載したMicroATXフォームファクターの「X370GT3」

USBポートは、Type Aのみになるが、USB3.1 Gen2(2基)をサポート。DVIとHDMI出力端子などを装備

「X370GT3」スペック表(※Ryzen CPU搭載時)
フォームファクター Micro ATX
チップセット AMD X370
メモリー DDR4-2667対応×4、最大64GB
拡張スロット PCI Express (Gen3) x16×1(x16)、PCI Express (Gen2) x16×1(x4動作)、PCI Express (Gen2) x1×2
マルチGPU AMD CrossFireX
ストレージ M.2×1(PCI Express Gen3 x4/SATA3.0 6Gbps)、SATA3.0 6Gbps×6
インターフェース DVI×1、HDMI×1、USB 3.1 Gen2×2(Type A×2)、USB 3.1 Gen1×6(背面×4、ヘッダピン×2)、USB 2.0×2(ヘッダピン)、PS/2×1
ネットワーク ギガビットLAN(Realtek RTL8118AS)
サウンド 8ch HD Audio(Realtek ALC887)
価格 未定

「B350」はミドルレンジと
ローエンドモデルを展開

 「B350」チップセット搭載マザーボードは、「X370GT3」の下位に位置する「B350GT3」と、「RACING」シリーズに属するものの、M.2スロットやLED機能などが省かれたローエンドモデルの「B350ET2」をラインンップしている。

 「B350GT3」は「X370GT3」のチップセットを「B350」に変更したモデルで、MOSFETヒートシンクなどにLEDを備える点は同じだが、SATA3.0 6Gbpsポートが6基から4基に減っている。

LED機能で遊びつつ、低コストでRyzenマシンを組める「B350」搭載の「B350GT3」

2基のUSB 3.1 Gen2対応ポートを装備

「B350GT3」スペック表(※Ryzen CPU搭載時)
フォームファクター Micro ATX
チップセット AMD B350
メモリー DDR4-2667対応×4、最大64GB
拡張スロット PCI Express (Gen3) x16×1(x16)、PCI Express (Gen2) x16×1(x4動作)、PCI Express (Gen2) x1×2
マルチGPU AMD CrossFireX
ストレージ M.2×1(PCI Express Gen3 x4/SATA3.0 6Gbps)、SATA3.0 6Gbps×4
インターフェース DVI×1、HDMI×1、USB 3.1 Gen2×2(Type A×2)、USB 3.1 Gen1×5(背面×4、ヘッダピン×1)、USB 2.0×2(ヘッダピン)、PS/2×1
ネットワーク ギガビットLAN(Realtek RTL8118AS)
サウンド 8ch HD Audio(Realtek ALC887)
価格 1万2500円前後

1万円を切る価格帯ながら、TDP95Wの「Ryzen 7」をサポートしている廉価モデルの「B350ET2」

USB 3.1 Gen2対応ポートは非搭載で、USB3.1 Gen 1×4基、USB2.0×4基(うち2基は5V 1.5A出力)になる

「B350ET2」スペック表(※Ryzen CPU搭載時)
フォームファクター Micro ATX
チップセット AMD B350
メモリー DDR4-2667対応×2、最大32GB
拡張スロット PCI Express (Gen3) x16×1(x16)、PCI Express (Gen3) x1×2
マルチGPU 非対応
ストレージ SATA3.0 6Gbps×4
インターフェース DVI×1、USB 3.1 Gen1×5(背面×4、ヘッダピン×1)、USB 2.0×6(背面×4、ヘッダピン×2)、PS/2×2
ネットワーク ギガビットLAN(Realtek RTL8111H)
サウンド 8ch HD Audio(Realtek ALC887)
価格 9500円前後

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