「LINEを始めたいけど、今さら人には聞けないよ……」というアナタ!
SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんが、LINEの上手な使い方を基礎からやさしく伝授します。〈連載目次〉
Q:「既読」が付かない……どんな可能性が考えられる?
A:主に6つの可能性があります!
相手に送ったトークになかなか「既読」が付かないと、気になってしまうもの。「怒らせてしまったかも」「嫌われているのかも」と心配になってしまう人や、「未読スルーをされた」と怒り出す人も少なくない。
「既読」は相手がメッセージを読んだかどうか分かって便利な反面、既読が付かないことで人間関係上にヒビが入り、トラブルにつながることも。
既読が付かないことには、そもそもどのような理由が考えられるのだろうか。
1. 相手が「既読」を付けられない状況である
現実的にはこれが一番可能性として高いだろう。移動中、仕事中、授業中、睡眠中、スマホを忘れてきた、電源を切っているなど、様々な理由でLINEが見られない状況にあると考えられる。
このような状況にある相手をすぐに既読を付けないことで責めると、相手の心象を害してしまう可能性が高い。誰もがいつでもLINEを見られるわけではないことは忘れないようにしよう。
2. 意図的に「未読スルー」している
相手が意図的に既読を付けないようにしている、つまり「未読スルー」をしている可能性がある。数回送ってみても既読が付かないようであれば、緊急な場合は電話をしたり、直接会ったときにコンタクトを取るといいかもしれない。
3. ブロックされている
理由の中で一番心配なのが、この「ブロック」だろう。ブロックをされていると、トークは相手に届かず、既読も付かない。なお、その後ブロックを解除されても、ブロックされている期間中に送ったトークには既読は付かないままとなる。
4. 相手方の操作の問題
トークを確認する前に端末を変更したり、アプリを再インストールしていると、既読が付かない。間違ってトークルームごと削除してしまった場合も既読は付かないが、次のトークを送り相手が読んだときにはすべてに「既読」マークが表示される。
5. LINEの不具合があった
LINEの不具合が原因の場合もある。たとえば、電波の状態が不安定な場合、相手は既に読んでいるのに、既読が付くまでにタイムラグがある場合がある。その他、トーク画面で送信失敗と表示されていなくても、トークの送信に失敗している場合もある。
既読が付かない理由が「未読スルーをされた」「ブロックされている」ならば、人間関係上問題が起きている可能性が高い。自分の側に問題がなかったのかを振り返り、問題があったら会ったときに謝罪するようにしたい。
しかし、現実的にはそれ以外の理由がほとんどなので、あまり既読機能に振り回されすぎないようにしよう。LINEに振り回されるのではなく、当連載の過去記事を参考にLINEをツールとして使いこなすようにしてほしい。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。
最新刊『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki
■Amazon.co.jpで購入
Twitter広告運用ガイド高橋 暁子(著)翔泳社
この連載の記事
-
第154回
トピックス
既読を付けずにLINEで写真や動画の内容を見る方法 -
第153回
トピックス
LINEで目立たせたいメッセージを画面にピン留めする方法 -
第152回
トピックス
LINEキャラクターは絵文字でも使えます -
第151回
トピックス
LINEキャラクタースタンプを簡単に使うコツ -
第150回
トピックス
LINEトークルーム内で直接ゲームできるって知ってた? -
第149回
トピックス
LINEってログアウトできるの? -
第148回
トピックス
1分あればLINEでスライドショーを作って送れる -
第147回
トピックス
LINE政党アカウントで政策をチェック! -
第146回
トピックス
テスト通話機能でLINEの音声品質を確認する方法 -
第145回
トピックス
LINEスタンプって最近どう? ホントに使ってる? -
第144回
トピックス
散歩すればお小遣いがもらえるLINEPay - この連載の一覧へ