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2017年の時計業界を展望!「バーゼルワールド2017」レポート 第3回

カーレーシング専用機能搭載

ブライトリング フォー ベントレー初コネクテッドウォッチ登場

2017年03月24日 21時20分更新

文● 飯島恵里子/ASCII

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 ブライトリングは、スイス バーゼルで3月23日から開催している世界最大級の時計と宝飾品の見本市「バーゼルワールド2017」にて、「ブライトリング フォー ベントレー」シリーズ初となるコネクテッドウォッチ「ベントレー スーパースポーツB55」を発表した。価格はベントレーレザー BAベルトモデルが106万3800円から。世界限定500本。

 ブライトリング フォー ベントレーとは、イギリスのベントレーとスイス機械式クロノグラフメーカーブライトリングの出会いから生まれた、クロノグラフコレクションである。

自社開発・製造キャリバーB55にカーレーシング専用機能を追加

 ブライトリングは、2015年に開催されたバーゼルワールドにてスマートフォンと連携するコネクテッドウォッチ「エキゾスペース B55」を発表しているが、モデル名から分かる通り同じキャリバー(ムーブメント)を搭載している。

 エキゾスペース B55は「パイロットのための究極の計器」として、ブロックオフからブロックオンまでの時間、テイクオフからランディングまでの時間を時刻と共に記録するなど、スマホと連携することでより高度な航空用クロノフライト機能を付加することができた。


 ベントレー スーパースポーツB55は、ムーブメントの基本スペックはコネクテッド・クロノグラフ、キャリバーB55に準じているがカーレーシング専用機能が追加され「キャリバーB55 レーシング」と名付けられている。

 キャリバーB55 レーシングはラリー時に利用できるような仕様で、レグごとのラップを計測できるの特徴をもつ。

 主な仕様は、1/100秒クロノグラフ、ラリー計測、レース計測、レギュラリティ・ラリー計測、アラーム、デジタル式第2時間帯表示、カウントダウン・タイマー、バックライト機能、充電式バッテリー、日付け表示。

 ケース素材はチタン、ツインプロストラップ、ケース径46mm、100m防水、ラチェット式逆回転防止型ベゼル仕様。


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