ツクモパソコン本店4階特設会場において、「SAPPHIRE VR ゲーミングイベント in TSUKUMO」が開催された。
イベントは、AMD Radeon VR利用時のメリット解説やVIVEを使用したVR講座など、VRに関するものだが、Radeonを活用する一例として、仮想通貨のマイニングにRadeonが最適というプレゼンをしていたので、それについて紹介しよう。
ツクモパソコン本店4階で開催された「SAPPHIRE VR ゲーミングイベント in TSUKUMO」
マイニングは、GPUが多ければ多いほど仮想通貨の獲得率が上がるが、そのぶん消費電力も増える。せっかく仮想通貨を得られても電気代がかさんでは意味がないので、ハッシュ速度を消費電力で割った数値が重要となる
Radeonのマイニング効率は、GeForceを圧倒する。赤い棒がRadeon、緑の棒がGeForce、黄色い棒が消費電力となる。とくにRadeon RX 470のマイニング効率が突出している
1ヵ月あたりのマイニングは、シングルGPUで17.46ドル相当。3ヵ月マイニングすればゲームが買え、1年マイニングすれば新しいビデオカードが買えることになる
STEAMにはBITCOINでの支払いに対応しているので、ゲームをしない間にマイニングさせておけば、どんどんゲームが買える
Radeonがマイニングに最適なのは、非同期演算(Asynchronous Compute)に優れているからだという。また、RadeonはOpenCL処理に優れているため、マイニング系のソフトと相性がいいとのこと
日本では未発売だが、海外ではSAPPHIREがマイニングに特化したRadeon RX 470を発売している。出力端子がDVIのみという、かなり尖った製品だ
ツクモパソコン本店の2階では、台数限定となるが、イベントを記念したセールを実施中だ