先週、日本上陸が発表されたWiko(ウイコウ)。フランスではシェア2位など、西欧圏ではすでにおなじみのブランドとのこと。その第1弾となる「Tommy」について、発表会での写真を中心に紹介しよう。
フランスで人気というWikoのスマホが日本で登場。第1弾の「Tommy」をチェックする
Wikoの第1弾は税抜1万4800円のエントリーモデル
シンプル&ポップの組み合わせがバランスよし
まずはスペックから。税抜1万4800円という価格からもわかるようにエントリークラスの性能となっている。ディスプレーはHD解像度(720×1280ドット)の5型液晶、CPUはSnapdragon 210(1.3GHz、クアッドコア)、2GBメモリー、16GBストレージ、8メガカメラ(イン5メガ)、2500mAhバッテリー、Android 6.0など。
価格相応の感はあるが、CPUがやや弱め。発表会で簡単に触った限りは遅さを感じることはなかったが、アプリの更新などで厳しい場面もあるかもしれない。
ネットワークはLTEの対応バンドが1/3/8/18/19。VoLTE対応とのことだが、どのキャリアで使えるかはハッキリとは言明されなかったのは微妙なところだ(au VoLTE?)。
デザイン面では、プラスチックのパネルで側面を含めて覆われており、パカッと外すことができる。また、バッテリーの交換も可能だ。カラバリのブリーンはブルー+グリーンの造語のようでマットな手触りと爽やかな色が印象的。フラッシュレッド、トゥルーブラックはシボ風の処理が施されており滑りにくく、実用的な感じがある。比較的安価な端末なので、カバー無しで気軽に使うのが良さそう。なお、カラバリの違いはこのパネルのみのようだ。
高い性能を持っていたり、金属筐体を採用したりしているわけではないのだが、そのシンプルさとポップなカラバリの組み合わせのバランスのよさが好印象につながっている。シンプルなライフスタイルを志向している人にも向いていそうだ。年内にさらに2~3製品を投入予定とのことなので、もう少し高性能なモデルのリリースにも期待したい。
| Wiko「Tommy」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 5型液晶 |
| 画面解像度 | 720×1280ドット |
| サイズ | 約71.5×145.9×8.9mm |
| 重量 | 約145g |
| CPU | Snapdragon 210 1.3GHz(クアッドコア) |
| メモリー | 2GB |
| ストレージ | 16GB |
| 外部ストレージ | microSDXC(最大64GB) |
| OS | Android 6.0 |
| 対応バンド | LTE:1/3/8/18/19 W-CDMA:1/19 4バンドGSM |
| カメラ画素数 | リア:800万画素/イン:500万画素 |
| バッテリー容量 | 2500mAh |
| SIM形状 | microSIM×2 |
| カラバリ | ブリーン、フラッシュレッド、トゥルーブラック(クールグレイ、サンイエロー、ホットピンクは今後予定) |












